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鳴りやすかったリードが急に吹きにくくなる原因

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立ってクラリネットを演奏する生徒

お仕事が忙しく、なかなか練習時間の取れない生徒さんのレッスンでした。

早速、ロングトーンをしていただきましたが、なんだかいつもと違う様子。

「そのリードはいつものですか?」とお聞きすると、「はい。一番吹きやすいリードなんですけど…」とはおっしゃっていましたが、良く鳴っている時とは、音量が明らかに違います。

しかし、鳴らないリードを無理に鳴らそうとしていないのは、いいことです。

リードの「鳴り」が変わってしまう原因とは

「もうしばらく使ってて、吹きやすかったリードが、今日はなぜかちゃんと鳴らない…」ということは、しばしば起こります。

原因はいくつかありますが、一番大きいのは湿度です。

晴れの日に選んだリードが、本番当日が雨で、鳴りが変わってしまう、というのは、よくある話。

また、冬に選んだリードをうまくローテーションして、長持ちさせても、梅雨の頃には様子が変わってしまい、別のリードのようになってしまうこともあったりします。

次に考えられるのは、温度。

これは、リードと言うよりも、楽器本体の話なのですが、冬場に寒い場所で吹こうとすると、管体がしっかり鳴りません。

少し細く、詰まったような音になってしまいます。

温度を上げられる状況なのであれば、適温に設定をしましょう。

それ以外に考えられる理由

他にも、部屋の広さも影響します。

普段練習している場所・リードを選んだ場所よりも、狭いところで吹くと、鳴りが悪く感じます。

ですので、本番のリードを選ぶ際は、なるべく広い部屋で選んだ方がいいですね。

もう一点は、リードの寿命。

長く使っていると、だんだんとコシがなくなってきてしまい、本当にある日突然「ん?鳴りが変わったぞ?」という日が来ます。

その場合は、残念ですが新しいリードに変えましょう。

頑張っても、元に戻ることはありません。

リードは複数枚用意しておこう

いずれの場合も、他にも候補のリードを選んでおいて、その中でその時一番吹きやすいリードで吹くか、気にせずにいつも通りの吹き方で吹くしかありません。

吹きやすかったリードが、うまく鳴らないことがあっても、慌てることのないように、普段から準備をしておきましょう。

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