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クラリネットのブランクは目標を持って解消しよう

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暗譜で座って演奏する生徒

東京クラリネット教室には、「昔吹いていたけれど、演奏機会がなくなって…でもやっぱりクラリネットを吹きたい!」という、ブランクのある生徒さんや、「ブランクからは復帰したけど、どうも昔みたいに楽しくない…」という生徒さんが大勢いらっしゃいます。

そんな生徒さん達の上達が、最近著しいなぁと感じたので、今回は、楽しみながらブランクから復帰する方法を伝授していきます。

ブランクからの復帰に必要なこと

本日レッスンがあった生徒さんも、長いブランクを抱えて入会しましたが、今日はまるで別人のようにしっかりと音を鳴らしていらっしゃいました。

そもそもなぜこんな短期間で、ブランクを感じさせない演奏ができるようになったのでしょう。
それは、「明確な目標を持って練習に取り組めている」ということです。

ブランクを抱えた方は、昔はできていたけど、今はできない小さな問題が山積みです。
最短期間で上達していくには、この小さな問題達を解決する明確な目標が必要となります。

ただ漠然と「クラリネットを上手く吹けるようになる!」なんて目標、立てていませんか?

部活とは違う!?練習量と質を知ろう

「ロングトーンが大切なのはわかるけど、それはなんでだろう…
音階練習って、なんのためにやるんだろう…
ま、いっか。
きっと、なんかに役立つんでしょ」

これは、部活などで、ただひたすら楽器を吹いていれば良かった学生時代であれば、多少は有効かもしれません。

ところが、仕事や家事に子育て、体力と時間に限りがあり「量より質の練習」を求められる生活においては、はっきり言って「無駄な練習」となってしまいます。

そこで鍵となってくるのが、前述のような、ロングトーンや音階練習など、いわゆる『基礎練習』に、しっかり意識して取り組む必要があります。

必要な練習には、必ず理由があります。

よく思い出してください、ブランクが空く前までは簡単にできていた事かもしれません。
その問題を克服するには、どんな基礎練習が必要ですか?

目標のある練習に意識しよう

基礎練習は単純なものが多く、ともすればただ漫然と吹いてしまいがちです。

そして、漫然と吹いても、気づけば終わっていて、「はい!今日の基礎練習クリアー!」といった状況にすることができます。

学生時代はこういったことも多くありましたが、大人になった私達の生活は変わり、少ない時間で充実した時間を手に入れられるようになりました。

基礎練習が「基礎」と呼ばれている意味を理解し、常に意識した練習ができると、その先に待っているもの、そこへ到達するまでの時間が、大きく変わってくるのです。

遊びの時間もお忘れなく

基礎練習ばかりでは退屈してしまうこともあります。

現役で吹いていた頃に好きだった曲や、最近気になる曲など、実際に曲を吹くこともとっても大切です。
好きな曲を自由に楽しんで吹きましょう!

曲を演奏する中で、昔は簡単にできていたのに…、といった問題点がたくさん見つかります。

問題点が見つかったら、なぜ今の自分にはできないのか(原因)、そして目標(解決策)に取り組みましょう。

スタジオで個人練習する場合には、

といった感じで、自由に組み合わせて、自分のルーティンワークを作ると効率よく練習できるので、試してみてくださいね。

できることが増えると楽しい!

各練習の意味を理解し、意識しながら練習する」ことを積み重ねている結果、ブランクを抱えて入会した生徒さん達は急激に上達されています。

もちろん、結果が出るまでに時間のかかる練習もあります。
「本当に意味があるのかなー」と疑いたくなる時もあるでしょう。

でも、1週間で激変されている生徒さんがいらっしゃるのも事実で、その姿を目の当たりにすると、やはり目的意識の高さの重要性を認識します。

やること・やりたいことの意味を考え、目標を設定し、より良い練習を重ねていってくださいね。

きっと、今よりもっとクラリネットを吹くことが楽しくなりますよ。

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ブランク レッスン
合奏 323
クラリネットの吹き方 172
基礎練習 154
音楽の知識 68
クラリネット 51
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