最新動画 良かったら観てね

クラリネットレッスンの価値を高めるために意識すべきこと

2,767PV
スタンドに立てられた2本のクラリネット

先週「風邪をひいてしまって…」と休まれた生徒さん。

今日のレッスンにはいらっしゃいましたが、たまに苦しそうな咳をされていました。

「せっかくのレッスンだから」と、いらしていただけるのは嬉しいですが、やはり健康第一。

ここで無理をして吹いたせいで、今後咳が長引かないとも限りません。

しんどいようなら、すぐに申告していただく、ということで、レッスンを開始です。

いつも欠かさないロングトーンですが、あまり深く息をすると咳が出てしまいそうな状況だったので、今日はなし。

来月のアンサンブルでやる予定の新曲の譜読みをしました。

この生徒さんは、かなり初見が利く方なので、初めからピアノと合わせることに。

まずは1回通してみましたが、♯も♭もない曲なのに、なんだか不思議な調で吹いているような…

どうやら、ここ数ヶ月♯がたくさんついた曲ばかりやっていたので、ついついその指で吹こうとしてしまったみたいです。

混乱したら基本に戻ること

ご本人も「混乱してしまって、♯がつかない指に、とっさに行けないです…」とおっしゃっていて、「やはり、普段からの基礎練習が大切ですね」という話になりました。

慣れてくると、ロングトーンは「ただ吹く」にどうしてもなりがちです。

「楽器を出したから、とりあえず音出し」にするのか、「どんな吹き方をしているか、音がどのように鳴っているか、鳴っている音と楽譜を一致させる意識ができているか」にするのか、毎日のちょっとの気配りで、大きな差が出ます。

基礎の先に曲がある、ということを、忘れないようにしましょう。

先生をうまく使うこと

初見のあとに、「次はこの曲やってみましょうか」と、以前からアンサンブルでやっている曲を提示したところ「しばらく練習できていないので、忘れてしまっていると思うから、きちんと思い出してからでいいです」と言われました。

気持ちはわかります。

人前で、納得のいかない演奏はしたくないですよね。

しかし、次の火曜日にはアンサンブルレッスンがあります。

おうちで練習できそうなのは、前日に1時間くらいだけとのこと。

それならば、このレッスン時間内に、どこを練習すべきかをはっきりさせる、また、効率の良い練習の仕方を私がお伝えする方が、ご自身で練習する時間をより有意義に使えます。

「レッスンには、しっかり仕上げた状態でしか臨んではいけない」というイメージもあるかと思いますが、「レッスンを、先生を、うまく使う」ことをしていただいて私は大丈夫ですし、その方が意味のある有意義なレッスンになるとも思っています。

先生によっては怒られることもありますので、注意して下さいね!

 

クラリネット無料体験レッスン クラリネット無料体験レッスン
メンタルコントロール レッスン
合奏 323
クラリネットの吹き方 172
基礎練習 154
音楽の知識 68
クラリネット 51
基礎 43
読譜 32
演奏技術 32
吹奏楽・オーケストラ 29
運指 28

全652件 1〜4件目を表示中

最新記事一覧
レッスン日誌一覧
アンサンブル一覧
講師ブログ一覧
クラリネットイベント一覧