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大好きな曲で読譜力アップ!

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ピアノに並べられた長い楽譜

ちょうど、今日1番目の生徒さんがレッスンにいらっしゃる時間に、びっくりするくらいの大雨が降り始めました。
もうスタジオに向かっていただいているであろう時間だったので、予定通りレッスンをしましたが、こんな天候の中でもお越しいただき、ありがたい限りです。

今日の生徒さんは、2人ともアンサンブルを受講されているので、それに向けてのレッスンです。

別の音が聞こえても惑わされないようにしていく

まずは、ディズニー1曲・ジブリ2曲を演奏する生徒さん。

仕上がり具合や生徒さんの希望で、アンサンブルレッスンで何ヶ月か同じ曲をやることもありますが、彼女は前回さらりと吹けたので、新しい曲にチャレンジです。

ディズニーは先週から見始めた新曲。
ジブリの方は、以前一度仕上げてあった曲でしたが、結構時間が経っていたので本人曰く「ぐちゃぐちゃです…」。

今日のレッスンで、どの曲を重点的にやるか決めるために、一度ピアノ伴奏で吹いてもらいました。

心配していたジブリは、やはり過去に仕上げただけあって、しっかり演奏できていて、むしろ曲調を考えたり、強弱をつけたりする余裕がある様子。

しかし、ディズニーは、ピアノと合わせたことで、すっかり迷子になってしまいました。

合奏でもそうですが、自分1人で吹いているのと、他の人と合わせるのでは、思っているところ以外で音が鳴ったり、全く違うリズムが聞こえたりするので、ついつい自分のパートを見失ってしまいます。

かと言って、聞こえてくる音をシャットアウトしてしまっては、人と合わせる楽しみは味わえません。

周りが聴けることはとてもいいことなので、自信を持って自分が吹くべきものを吹けるように、練習を積み重ねてもらいたいと思います。

え、楽譜で見ると難しい…

もう1人の方は、ビートルズ3曲。
仕上がった曲も引き続き吹きたい、とのことで、曲数が徐々に増えていってます。

始めに、中でも一番新しい曲を練習しました。

この曲、ビートルズが演奏しているのを聴くとそんなことは感じないのですが、楽譜に起こすと、なんと4分の4拍子・8分の5拍子・4分の6拍子・4分の4拍子・8分の4拍子と、拍子がどんどん変わる箇所が…

ちょうどリズムも複雑で、かなり聴き込んでいる生徒さんでも、楽譜を見ながらだと、逆に難しく感じてしまうようです。

耳コピも読譜もできるようにしよう

でもここがとても大事。

聴いた音楽を楽譜なしで楽器や歌で再現できることを、「耳コピ」(耳でコピーする、の略ですね)と言います。

これは1つの能力で、とても素晴らしいのですが、能力に頼るあまり、「楽譜は読めなくてもいいやー」という人がたまに見受けられます。

それはそうですね。
読まなくても、音源さえあれば演奏に困らないわけですから。

しかし、逆に言うと、音源がない曲は吹けない、ということになってしまいます。

そうすると、知らない曲を楽譜のみで演奏することになった場合、せっかくの演奏技術も生きず、全く思うように演奏ができないことになってしまいます。

それは、とてももったいないことですね。

楽譜も読めて、耳コピもできれば、怖いものなしと言っても、過言ではないはず。

大好きな曲の楽譜が手に入ったのなら、楽譜を見ながら曲を聴いたり、実際に演奏してみると、「ここのリズムは、楽譜上こうなるのか!」「ここはこんな拍子で書かれるのかー」ということがよくわかります。(多少、原曲と違うリズムで書かれていることもありますが…)

それをきっかけに、難しいリズムや拍子の記譜に慣れていけば、リズムと拍子の知識が増え、別の曲でそのリズムや拍子に出会った時に「あ!これは!」と、照らすことができます。

それを積み重ねていければ、苦手意識もなくなり、読譜も耳コピも得意な状態のできあがり!なわけです。
楽しみながら、知識が増えたり、楽器が上手になるなんて、言うことなしですね。

読譜に自信がない方は、ぜひ試してみて下さいね!

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基礎練習 読譜
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クラリネット 51
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