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クラリネットを始めたばかりの人向けの譜読みの仕方

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楽しそうにクラリネットのセッティングをする子供

2週間ぶりの、小学2年生の子のレッスンでした。

今日は新しい音を勉強するのと同時に、初めて曲を練習することにしました。

譜読みにはいろいろなやり方がありますが、彼の場合はまだ、クラリネットを始めてそんなに時間が経っていないので、初見でいきなり吹くようなことはせず、少しずつ、確実にステップアップしていく方法を取りました。

『音』に慣れることから始めよう

まずは、「ドレミ」で楽譜を読むことからです。

今回の曲は『きらきら星』だったので、それを例にお話していきます。

リズムはさておき、最初から「これは?」「ドー」「では次の音は?」「ソー」といった具合に、一音ずつ読み進めて行きました。

例えば「ミ!あれ?違うか。レ?ん?ファ?」では、まるで当てずっぽうで、クイズのようになってしまい、この練習の意味がありません。

時間はかかっても構わないので、間違いのないように、着実に読めるようにしましょう。

次は運指!

一通り読めたら、今度は楽譜の音と指を一致させていきます。

先程の作業をもう一度最初から行い、そこに指もつけましょう。

「最初の音はドだから…この指だな」「次はソ…あ、全部離した指だ!」といった感じです。

これも、時間がかかることは、気にしなくて平気です。

楽譜を読み間違えない、指を間違えないことに、重点を置きます。

リズムをつけてみよう

ここまでできたら、次はリズムをつけて楽譜を読んでみましょう。

音程は、つけられたらつける、くらいに考え、棒読みでも構いません。

余裕があれば、指も一緒に動かします。

「いきなりリズムと指が一緒なんて難しい!」と思ったら、無理しなくて大丈夫です。

その場合は、手拍子をしながらリズムを歌うと、拍のどの位置にどのように音符が入るのか体感できるので、より効果的な練習になります。

無事にリズムがわかったら、歌いながら指を動かしましょう。

楽器を吹く時には、「頭の中で歌いながら吹く」というのがとても大切で、必須事項なので、そのための練習です。

これもできれば、いよいよ音出しです。

「きちんとできた!」を積み重ねよう

いかがですか?

全く音を出さず、遠回りをしているように思えたかもしれませんが、初めて吹いた曲とは思えないくらい、吹けていませんか?

もし「音がぱっと読めない」「音は読めるのに指が動かせない」「頭の中で歌えない」など、引っかかってしまう部分があれば、それぞれの練習をやり直しましょう。

慌てずこつこつと積み重ねることが、今後「初見ですらすら吹く」ことにつながっていきますよ。

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