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テンポをつかむコツはブレスにあり

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楽譜を見ながら座って演奏する生徒

本日も、『春の歌』を頑張ってらっしゃる生徒さんのレッスンでした。

先週新しいリードにされて、少ししっくり来てなかったようですが、今日は落ち着いていましたね。

いつでもメトロノームと仲良く

さて、今日も『春の歌』の続きです。

曲の中で、自分の得手不得手によってテンポが速くなったり遅くなったり…というのは、音楽をやる上で一番良くないと私は思っていますので、レッスンでは必ずメトロノームをかけて吹いてもらっています。

この生徒さんは、長くいらしている方なので、もちろんそれもご存知で、曲を吹き始める前にメトロノームをよく聞いて、テンポをしっかり掴んでから、いざ曲をスタート!のはずが、今日はなんだか吹きにくそうな様子…

よく見ていると、ブレスのタイミングがいつもと違います。

テンポとブレスの関係を知ろう

あまり意識していない方も多いと思いますが、ブレスはテンポを掴むのに、とても重要な役割があります。

フレーズの途中では難しいですが、曲の始め、曲中の長い休みのあとなどは、テンポに合わせて「1拍で吐く」「1拍で吸う」ことによって、自然とテンポに乗れるのです。

また、アンサンブルなどで、曲を始める合図を出す時には、その曲のテンポでブレスを取るようにすると、自分だけでなく他のメンバーにも、曲の速さを提示することができます。

何も考えずに、速い曲なのにゆっくりブレスしたり、ゆったりした曲で素早く息を吸うと、テンポを掴むのは難しくなりますので、「ブレスのテンポ感」にもきちんと気を回しましょう。

基礎練習の時から気を回そう

ロングトーンでも、余拍4拍の3拍目で息を吐き、4拍目で息を吸う、ということを、レッスンではしつこくお伝えしていますが、「1拍かけてたっぷり吸う」ことが大切なことであるのも去ることながら、拍に合わせてブレスをすることで「テンポを把握する」という意味合いもあります。

ブレスの時点で音や曲は始まっている、と言っても過言ではありません。

上手にブレスをして、曲の始めからテンポに乗れるようにしましょう。

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