最新動画 良かったら観てね

イメージを持ち充分な息を入れることで理想のスラーに近づく!

3,269PV
スケールの楽譜

一般の吹奏楽団に所属されていて、本番が終わったばかりの生徒さん。

ほっと一息…の暇もなく、定期演奏会の練習が始まったそうです。

ただ、まだ楽譜は受け取っていないそうで、今は貴重な基礎を見直せる期間。

以前から、何度かレッスンしていますが、今日もお題は「スラー」です。

レッスン日誌にも、たびたび出てくるテーマの「スラー」。

簡単そうに思えるのに、奥が深いですよね。

吹きたい音・吹きたいフレーズを想像しましょう

繰り返しになりますが、スラーを上手に吹くためには、意識(イメージ)がとても大切です。

例えば、こちらの楽譜。

スケールの楽譜

階段状になっていますね。

これを「階段のようだな」なんて思いながら吹いてしまうと、なんだかデコボコした演奏になってしまいます。

タンギングをしていなくても、です。

一方、丘のような、なだらかなスロープのようなイメージを持って吹いてみると、そのデコボコは目立たなくなるはずです。

ただ、さすがにそれは、イメージを持てば自動的にそうなるわけではなく、イメージにプラスして「そのように吹きたい」と思うことが大事です。

吹きたいイメージに近づけるために大切なこと

そして何より、スラーをかけるためには、息の量とスピード、圧力が必要になります。

息を絞った、いわゆる「ピアノ」で吹いても、もちろんスラーはかけられるので、より重要なのは「息のスピードと息の圧力」と言えるでしょう。

慣れるまでは、息の量と、その2点は比例しますので、たくさん吸って、たっぷり楽器に息を入れます。

ロングトーンで培った、豊かでまっすぐな音を鳴らしながら、理想のスラーのイメージを表現できるように、繰り返し練習しましょう。

確信が持てなくても大丈夫

慣れるまでは、ここで書かれていることも、なんだかよくわからない…という状態が続くかと思います。

「合っているのか迷うなぁ…」と思いながらでも構いません。

しっかりと考えながらの練習を続けることで、着実に前に進みます。

美しくなめらかなスラーの演奏を目指して、こつこつを積み重ねていきましょう。

クラリネット無料体験レッスン クラリネット無料体験レッスン
アーティキュレーション 音楽の知識
合奏 323
クラリネットの吹き方 172
クラリネット 51
基礎 43
読譜 32
吹奏楽・オーケストラ 29
運指 28
リード 22
拍子 22
表現方法 21

全628件 1〜16件目を表示中

最新記事一覧
レッスン日誌一覧
アンサンブル一覧
講師ブログ一覧
クラリネットイベント一覧