演奏を揃えるための合図の出し方とは
2017年11月28日、3連続アンサンブル最終日は、20回目のバンドアンサンブルでした。
今回はクラリネット2名と、キーボード、ベースとドラムに加え、フルート奏者に参加していただき、6名でのアンサンブルとなりました。
演奏曲目(順不同)
- 夏の終りのハーモニー
- リトルマーメイドメドレー
- いのちの名前
- Daydream believer
- In my life
合奏前にチューニングをしよう
外は寒かったのですが、スタジオ内は凄まじい暑さで、クーラーを入れるレベル……南国だなここは。
クラリネットは温度でコンディションが変化するので、まずは楽器を慣らしていかなければいけません。
音の鳴りや吹きやすさ、音程も影響を受けるので、まずはしっかりロングトーンしながらチューニング。
チューニングの詳しい目的や、クラリネットの特性については、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
tokyo-clarinet-school.com
タイミングを合わせる合図の出し方
来月行われる発表会で、夏の終わりのハーモニーを演奏する生徒さん、アンサンブルでは最後の合わせとなります。
本番も他の生徒との重奏となるので、他のプレイヤーと「合わせる」ということをしっかり意識して合奏する必要があります。
独奏とは違い、お互いにタイミングを合わせるには、クラリネットのベルを動かし、相手に伝わるようにしっかり合図を出さなければなりません。
この作業をしないと、要所要所でズレまくり、良い演奏にはならないのです。
発表会まで残すところ、あと一回のレッスン。
しっかり仕上げていきましょう。
アンサンブルは上達への近道
昔のアンサンブルでの録音を聴き直すとハッキリとわかりますが、音の質は早ければ数回のアンサンブルで確実に変化します。
運指や息の入れ方というのは、練習量で差が出ますが、合奏での安定した演奏というのは合奏経験が必要となってきます。
他のプレイヤーを意識して、お互いに音を聞きながら、理想の音にお互いが歩み寄る、という作業がとても重要です。
始めは「失敗したくない」という理由から練習量が増え、慣れてくると徐々に「より良い合奏にしたい」といった心の変化が生まれ、技術そして感性の両面で、どんどん成長することができるのがアンサンブルです。
伸び悩んでいる方は、勇気を持って新しい環境に身を置くのも、上達への近道です。
体験レッスンは無料です、是非遊びにきてくださいね。