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まずはきちんとチューニングしよう

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楽譜とメトロノーム

今日は女子校の管弦楽部のクラリネットパートを指導していきます。

チューニングはしましょう

こちら学校の子供達には、「私が到着するまでに、必ずチューニングを終わらせておいてね」と話してあるのですが、終わっていたことがありません。

それどころか、いつまで待っても終わらず…

「合わないねー。どうしようか。うーん…」と、先輩達が頭を抱え、時間ばかり経っていきます。

どうも、私のレッスンと合奏以外では、チューニングをしていないようです。

チューニングする目的

クラリネットをチューニングする時に大切な事は、チューニングメーター(チューナー)に合っているかだけではなく、周囲の人と合わせられるか、です。

それぞれがチューナーに合わせても、一斉に吹いた時に合わない…ということは、よくあります。

それは「合わせよう」「周りの音を聴こう」という気持ちがないと起こります。

「チューナーで合わせたから大丈夫」と、何も考えずに吹いてしまうと、チューニングという作業の大きな目的を見失ってしまうのです。

しかし、それが探り合いになってはダメです。

「合うかな…」とおどおど小さな音で吹いたり、いつもと違う吹き方をして合わせようとしても、結局曲とは別の吹き方になり、チューニング自体が無意味になってしまいます。

各々がしっかりとした音で吹き、合わせる意識を持つことが重要です。

自分の楽器の特性を知ること

また、普段から、自分の吹き方のくせや、クラリネットが元々持っている音程の特徴を把握しておく必要があります。

極端に暑かったり寒かったりしない、いわゆる常温と言われる場所にクラリネットを置いていた場合、楽器を出してすぐはどれくらいの音程なのか、例えば10分間音出しをしたあとはどれくらい音が上がるのか、などをわかっているだけで、本番中の音程の変化にも対応できるようになります。

私のレッスンの時にだけ慌てて合わせようとしても、時間ばかり経ってしまってなかなか合わない、どうしたら合うのかわからない…という事態に陥ってしまいますので、パート練習の時なども、きちんとチューニングをして、パート全員で合ったことを確認してから吹くことを、当たり前にしましょう。

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チューニング 音楽の知識
合奏 322
クラリネットの吹き方 172
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