自分の色を出した演奏にチャレンジ!
2018年1月25日、第22回目のバンドアンサンブルを開催しました。
今回はクラリネット3名とバスクラリネット、ピアノにベースの計6名でのアンサンブルとなりました。
今月はドラムがお休みとなってしまったので、一部ベースはバスクラにお任せし、ちょっと叩けるベーシストがドラムを担当します。
新年最初のアンサンブルは、新曲「My Favorite Things」を含む全5曲です。
演奏曲目(順不同)
- Take Five
- American Patrol
- リトルマーメイドメドレー
- Daydream believer
- My Favorite Things
楽器のコンディション
アンサンブル当日、東京はマイナス4度を記録し、楽器も身体もガチガチ。
クラリネットは温度や湿度で、簡単に音が変わってしまいます
まずは楽器をしっかり温め、普段通りの音が出るように調整、そして冷えて動かなかくなっている手も、しっかり温めましょう。
tokyo-clarinet-school.com
普段には無い緊張感
バンドアンサンブルは、クラリネットアンサンブルとは異なる楽器編成で開催しています。
今回は一部の曲をドラム無しでやりましたが、いざ演奏を始めると、全員があることに気が付きます。
細かい音がハッキリ聴こえる
ドラムが入っていても、この細かい音達はしっかり存在しています。
他の音と混ぜ合わさって隠れていた音が出てきた、といった表現が近いかもしれませんね。
そんな普段とは違う環境でも、どの曲も皆しっかり演奏できていることに驚きました。
楽器編成もそうですが、こういった小さな音の違いや、音楽性の違いに気づくことで、クラリネットだけでアンサンブルをやってみたい、またはクラリネットだけではなく、バンドで様々な楽器と一緒に演奏してみたい、と思え、音楽の幅を広げることができます。
バンドアンサンブルの醍醐味
とある曲を演奏する前に、生徒さんの一人から「演奏に飾りつけしてみてもいいですか?」とご希望を頂き、自由に演奏していただきました。
普段とは違う色を曲に入れることで、曲に新しい雰囲気が出てきてとっても良い演奏でした。
既存の曲に、新しく音を入れてみたい、という感覚は、「創り出す」の最初の一歩です。
バンドアンサンブルは、基本的には楽譜に添って演奏していますが、楽譜の音楽を壊さない程度に、自由に演奏しても良い、というルールが本質にあります。
(ドラム・ギター・ベースはコード譜で自由に演奏しています)
東京クラリネット教室で開催している2つのクラリネットアンサンブルは、完全に楽譜を再現し、完成度を上げる事を目的としていますが、バンドアンサンブルは、ジャムセッションに近い要素を含ませているので、好きに発想・イメージして、実際に音に出して形にする、といった自由度が醍醐味でもあります。
毎月気分に合わせて参加することもできますので、色々挑戦してみてくださいね!
今年も一年楽しくアンサンブル
2018年最初のバンドアンサンブル、とっても良いスタートとなりました。
次回からは新曲の「My Favorite Things」の完成度をどんどん上げて行きましょう!