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本番で複数曲演奏する時の練習の進め方

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真剣にアンサンブルする中級者アンサンブルメンバー

2020年11月21日、今年7回目の中級者アンサンブルが開催されました。

今日は、発表会出演予定メンバー全員にご参加いただける予定でしたが、かなりの急用で1名お休みとなり、B♭クラリネット6名(内1名はE♭クラリネット兼任)と講師のバスクラリネット、合わせて7名での演奏となりました。

先月、体験参加された方も、継続して下さることになり、徐々に人数が増えてきましたね。
衛生面で気をつけるところはもちろん気をつけながら、楽しく演奏していきましょう。

無事に発表会を開催できることを祈りつつ、今日は本番で演奏予定の曲を2曲とも演奏します。

演奏曲目

まずは通して状態の確認

自分の演奏を確認する中級者アンサンブルメンバー

先月からずっと、曲順を決めあぐねていたのですが、ご参加者の皆様の満場一致で、あっさり演奏順が決まりましたので、その順番でまずは通しましょう。

『さくらのうた~FIVE』は、きっちり合わせるのは9月のアンサンブル以来。

3回練習して、しっかり組み立ててきたはずなのですが、やはり間が空いてしまうと、ちょっとしたことが抜けてしまっていて、不安感が前面に出た演奏になってしまいますね。

また、『魔女の宅急便メドレー』に関しても、前回見きれなかったところになった途端、急に「これでいいのかな…?」感が伝わってきました。

このように、メンタルは如実に演奏に表れますので、心配・不安は取り除かねばなりません。

そのためにも、できればみんなで合わせる練習以外の時も、まずは最初に通してみて、状態の把握をしっかり行いましょう。

練習すべき曲が複数ある場合はどう進めるか

練習しなければいけない曲が1曲であれば、さほど悩まなくていいのですが、2曲以上ある時には、どう練習を進めていけば良いか、迷いますよね。

うまく時間を使わなければ、全てを練習しきれませんので、効率的な進め方を考えなければなりませんが、練習パターンとして考えられるのは以下の通りです。

苦手な部分から始める

これは、練習時間が比較的多く取れる時にお勧めです。

苦手な箇所がいくつかある場合は、自分の中で優先順位を決めて進めていきましょう。
その場合、「一番苦手」から始めても、「苦手の中でも吹ける方」から始めても、どちらでも大丈夫です。

徹底して、苦手を克服しましょう。

ただ、もちろん無限に時間があるわけではありませんので、ある程度時間の割り振りを考えて始めた方がいいですね。

全て楽譜通り吹けることが、最終的な目標ではありますが、まずは通してみた時の不安感をなくすことに重きを置いて、細かい部分には多少目をつぶっても構いません。

どこか一ヵ所にこだわりすぎず、まんべんなく練習することを心がけましょう。

ここはできる、という部分から始める

練習時間が取れない時は、簡単に思える箇所から練習するのも一つの方法です。
この練習方法は、曲の骨組みをしっかりさせる意味があります。

パッと見た感じ、楽に吹けそうな部分というのは、どうしても練習をせずに合わせに挑みがちです。
「そんなところより、もっと難しいところがあるから、やってる場合じゃない!」と考えてしまうからです。

しかしそれが、合わせで予想外に見失うきっかけになってしまったり、焦りにつながることがありますので、必ず目を通し、苦手箇所がたとえうまく吹けなかったとしても、「ここは確実に吹ける」「ここで戻れる」というポイントにするための練習をしておきましょう。

合わせるための準備をしておく

真剣にアンサンブルする中級者アンサンブルメンバー

練習すべき曲がたくさんあると、どうしても練習内容が分散し、薄い内容になりがちです。

一気にどうにかすることは、なかなかハードルが高いので、全容を掴んでから、その時々に応じて練習を進めていきましょう。

発表会まで、あと2回。
今回のアンサンブルでは時間が足りず、まだまだやりたいところがありましたので、まずは個人個人の心配・不安をなくしておいて下さいね。

来月は、さらにアンサンブルとしてのレベルアップを図っていきましょう!

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