プロ奏者に囲まれて楽しめるアンサンブル
2017年10月31日、3日連続アンサンブル最終日は、第19回目のバンドアンサンブルレッスンでした。
クラリネット4名にバスクラリネット、ベース、ドラム、ピアノに加え、時々ご参加頂いているプロのオーボエ奏者にも来ていただけました。
さらに今回はバンドアンサンブル初、プロのトロンボーン奏者にもご参加いただき、全9名の贅沢なアンサンブルとなりました。
演奏曲目(順不同)
- リトルマーメイドメドレー
- いのちの名前
- Daydream believer
- 夏の終りのハーモニー
- Take Five
- American Patrol
さあ合奏を始めよう
リトルマーメイドは、「part of your world」と「under the sea」が二曲続くメドレーとなっています。
part of your worldの原曲は、ゆったりした歌ものなので、指や楽譜、テンポをしっかり確認しながら、ゆっくり楽器を温めることができるので、アンサンブル一発目の曲には最適です。
続けて「under the sea」に入ると、ラテンのリズムでテンポは急に早くなります。
合奏開始時は、皆自信なさげに演奏する傾向があるので、楽しく演奏でき、徐々にウォームアップもできるの2曲は、一発目の曲には最適です。
最近は「アンサンブルが始まったな」と感じさせてくれる、そんな存在になってきました。
完成度増すバラード曲
「いのちの名前」、そしてこの夏から演奏を始めた「夏の終りのハーモニー」。
演奏する毎に、合奏の質が高まり、どんどんクオリティーが上がってきているこの曲ですが、今回はトロンボーンの柔らかい音を乗せていただけて、生徒さん達にもとても良い体験をさせてあげられました。
慣れてきた変拍子
2回前のアンサンブルから、生徒さんのリクエストで始めた「Take Five」。
今回のアンサンブルでは、素早く五拍子のリズムに馴染めて、すぐに演奏に集中できるようになっていました。
同じリズムとコードが続くため、パートによってはなかなか疲れるこの曲ですが、生徒たちのクラリネットが奏でる綺麗なハーモニーが大好きです。
ゆったりしたテンポで一度通した後は、普段より早いテンポでの演奏に挑戦。
結果はみんな想像以上について来られて、カッコイイ合奏になりました。
しかし実際のところ、譜読みも指もいっぱいいっぱいだったそうで、「いつかスッと演奏できるようになりたい!」と良い目標が聞けました。
よりカッコイイ演奏を目指して練習していきましょうね。
楽しい行進曲
こちらも2回前のアンサンブルから始まった「American Patrol」。
慣れてきたのか、前回よりも演奏にキレが出てきました。
決めるところはビシっと決めたい!
講師の指示がなくても、生徒達が自分の意思で音楽を楽しみだせている、そんなまとまりのある演奏でした。
今回は、軽快なベースパートをバスクラリネット、トロンボーン、ベースの三名が担当していたので、いつもより音域が広く太いベースで演奏もしやすかったかもしれませんね。
そして生徒達のクラリネットを支えながら、時折恐ろしく美しい音で前に出て来るオーボエは圧巻です。
プロの音楽家達に参加していただいた上に、隣に座った生徒にレクチャーまでしてもらえるこの時間は、とても贅沢だなといつも感謝でいっぱいです。