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アンサンブルで上手に演奏するための準備と練習方法

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クラリネットアンサンブルする生徒達

本日は、合奏経験者向けアンサンブルが行われました。

B♭クラリネット4名とバスクラリネット1名、そこに体験の方が2人いらして下さり、B♭管は計6名。
今日は全部で7名の演奏となりました。

いつもは、講師も加わってのアンサンブルなのですが、12月の発表会には生徒さん達だけで出ていただく予定なので、今月から講師は全体像を見て、アンサンブルの組み立てを一緒にしていきたいと思います。

演奏曲は、引き続きラッセル・コールマン編曲の『カルメンファンタジー』です。

個人練習でも通し練習をしておく

クラリネットアンサンブルのスコアと生徒達の足元

『カルメンファンタジー』も、早4回目。

過去3回のアンサンブルでやってきたことと、個人練習の成果を確認するために、まず最初に通しました。

が、しかし。
やっぱり1ヶ月空いてしまうと、まず不安が先に立ってしまいますね。

特にこの曲は、歌劇『カルメン』の主だった曲が、メドレー形式で出てきますので、拍子が変わったり、テンポが変わったり、タイミングを計るのが大変なポイントが何回も出てきます。

どうしてもそういう箇所で「これでいいんだっけ…」と、探る空気が出てしまい、その結果テンポが掴めなかったり、なんとか掴んだものの、実はちょっと乗り切れていなかったり、ということが、しばしばありました。

大切なのは、アンサンブルでやったことを、なるべく早い段階でおさらいしておくこと

みんなで合わせているからこそやれる練習というのは、絶対的にあるのですが、アンサンブルでやった感覚を、1人で練習する時にも確認しておくことで、1ヶ月空いたとしても、不安に思わずに済むようになります。

できれば、何回か繰り返して、体に馴染ませておきましょう。

特に、個人練習の時には、メドレーのそれぞれの曲を練習することはあっても、なかなか通して吹くことは少ないと思います。

それが結局は不安に繋がってしまいますので、毎回とは行かなくても、「通した時に、ここのテンポ変化はどうやっていたっけ?」ということを、しっかり思い出しておけるといいですね。

休符をなおざりにしない

クラリネットアンサンブルする生徒達の後ろ姿

今日のもう一つのポイントは、「休符」です。

以前から、何回かお話してきたことではありますが、休符は、音が鳴らない音符です。

例えば音が2つ並んでいたとして、2つ目を吹かなかったり、全く違うタイミングで吹こうとしたりしないですよね。

しかし、休符は無視されがちです。

「ここ!」というタイミングで、音が立ち上がるわけではないので、放ってしまう気持ちもわからなくはないのですが、音が鳴らない、というだけで、なかったことにされてしまうなんて、気の毒ですよね。

それに、作曲者や編曲者からしたら、意味があってそこに休符を書いています。

「他のパートが動いているから、際立たせたい」「一瞬の間が欲しい」など、なんらかの意図のもと、そこに休符が存在しています。

休符を演奏することは、実はとても難しいのですが、音符と同じように扱うようにしましょう。

復習と譜読みをきちんと済ませておく

クラリネットアンサンブルする生徒達

ポイントをしっかり見返してからの通しは、今日最初に通した演奏より、格段にすっきりして、精度も上がりました。

皆様お忙しいとは思いますが、先述の通り、なるべく早いタイミングで、今日のおさらいをしておいていただけると、来月のアンサンブルに向けての安心感が手に入るはずです。

また、最後に初見で通した『フォスターラプソディー』も、来月からは本格的に練習を始めますので、しっかり譜読みをしておいて下さいね。

来月も楽しみにしています。

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