アンサンブルの多角的な楽しみ方
2019年4月23日、第36回目のバンドアンサンブルが開催されました。
今日は、久しぶりのB♭クラリネットメンバー全員集合で嬉しかった上、体験参加の方もいらしたので、なんとB♭管5名!
そこに、ギター・ドラム・キーボード(時々バスクラリネット)が加わり、総勢8名でのアンサンブルとなりました。
大人数でのアンサンブル、始まる前からウキウキしますね!
演奏曲目(順不同)
- グラジオラス
- スーパーマリオブラザーズ
- アメリカンパトロール
- Take Five
- My Favorite Things
- I Am The Walrus
- ルパン三世のテーマ
ペース配分をする、ということ
今まで、演奏曲は多くても6曲でしたが、今回は7曲。
こういう時には、ペース配分を考えねばなりません。
ペース配分で大切なのは、特に
- 強弱
- 自分の役割の把握
です。
ずっと全力で吹いていると、すぐにバテてしまいますし、演奏のおもしろさも伝わりにくくなります。
楽譜に書いてある強弱はもちろん、「ここは伴奏だし、ちょっと引いて吹いた方がいいかも」「これは主役だから、出るべきところだな」という意識を持つことで、余分な体力を使わなくて済むようになる上、メリハリのついた演奏になるのです。
ただし、決してペース配分を考える=手を抜く、ではありませんので、曲解しないようにして下さいね。
いろいろなテンポで遊んでみる
さて今日は、長らくやってきた『アメリカンパトロール』と『Take Five』の最終日でした。
このバンドアンサンブルでは、「この曲をやりたい」と希望を出した方が1番パートを吹く、というのと、その方が「次の曲に移ります」とおっしゃるまで、演奏を続ける、というのが、暗黙の了解となっています。
また、演奏するテンポも、トップを吹かれている方のお好み・気分のままに決められるので、少しまったりしたテンポで演奏したり、指示通りの速さでやってみたりと、一番遊んだ曲でしたね。
どんな速さで演奏するかで、曲の表情が変わることが体感でき、いろいろな発見がありました。
吹奏楽などでは、厳密にテンポの指示がされていることが多く、なかなかそういうことはしにくいのですが、アンサンブルはある程度(曲の雰囲気を損ねない程度)自由が利くので、いろんなことができます。
最後は、どちらの曲も「正当」と言われるであろうテンポで、ぴしっと演奏して終了~。
少し寂しい気もしますが、来月からはまた新たな曲をスタートする予定です。
マリオに引き続き、ゲーム音楽が増えますので、楽しみにしていただけたらと思います。
『アメリカンパトロール』と『Take Five』をまた演奏したくなった時は、いつでも言って下さいね。
1つでも吹ける箇所を増やしておく
今日の演奏は、期待通り厚みのあるアンサンブルとなりました。
パートが増えたわけではなく、基本的にB♭クラリネット3パートとバスクラリネットという編成で書かれている楽譜を使っていますが、パートの人数が倍増するだけでも、聞こえ方が激変するので、参加されていた方々も、より楽しかったのではないでしょうか。
楽譜にとらわれすぎるのも良くありませんが、吹けないところが吹けるようになると、新しい楽しさや喜びが生まれます。
他のアンサンブルに比べて、曲数も多いのですが、今日吹けなかった部分を1つでも吹けるようにして、また次回みんなで楽しみましょう!