最新動画 良かったら観てね

いろいろなパートに挑戦して演奏の幅を広げよう

1,218PV
クラリネットアンサンブルする生徒達

本日は、今年初めての上級者アンサンブルが行われました。

発表会での本番から、まもなく1ヶ月。
時間が経つのは、本当にあっという間です。

その発表会での演奏が素晴らしかった!と、今日から1名、このアンサンブルクラスに加わって下さることになりました。
そんな風に言っていただけると、嬉しいですね。

そんなわけで、今年初アンサンブルは、B♭クラリネット5名・バスクラリネット1名の計6名での演奏です。

今日の演奏曲は、レハール作曲『メリーウィドウセレクション』です。

各クラスの個性が出るパート決め

クラリネットアンサンブルのパート決めの相談をする生徒達

発表会が終わったということは、新曲が始まるということです。
そして、新曲が始まるにあたり、当然パート決めが必要になります。

このパートの決め方が、各アンサンブルクラスごとに異なるので、全てのクラスを見ている私からすると、とても興味深いです。

今日の上級者アンサンブルは「発表会で演奏したカルメンの1番が難しすぎたので、そのパートを吹いた方は、1番にならないようにしよう」という、温かいご配慮にほっこり。

じゃんけんと話し合いにより、バランスの取れたパート割りになったようです。

いつもと違うパートに挑戦する意義

クラリネットアンサンブルの参加者

今回、1番を決める時には、前回発表会で1番を吹いたお二方を除いてのじゃんけん。
偶然にも「今まで発表会で、1番を吹いたことがない」という方が、1番パートを担当することになりました。

人には、得手不得手がありますので、「私は低い音やハモりの多いパートの方がいい」「上でパラパラやってる方が好きだな」など、各自思うところがあるとは思います。

しかし、いつも同じことをやっていると、多角的な見方ができませんし、引き出しが増えませんので、アンサンブルや吹奏楽で、自分達でパートを決める機会がある時は、あえて冒険してみる、というのも、思わぬ発見があるはずです。

例えば、トップのパートを吹いていて「見やすい合図の出し方がわからないな」と思った時に、他の方が1番を担当してわかりやすく合図を出していたら、「なるほど!」と気づけますね。

ハモりをどう吹いたらメロディーが吹きやすいかがわからない時に、メロディーを担当してみて、自分が吹きやすいハモりをつけてもらえたら、それを活かして、自分もやってみよう、と思えます。

得意なパート・好きなパート以外を演奏することで得られるものが、必ずありますので、ぜひ積極的にいろんなパートにチャレンジしてみましょう。

本番を経て手に入ったもの

クラリネットアンサンブルの参加者

初めての曲は、もちろん初見での通しからです。

こちらのクラスでは、私は楽器を吹いていないので、手拍子をしてメトロノーム代わり。
ですので、客観的に皆さんの演奏を聴くことができるのですが、各自の音の鳴りや演奏技術、初見力などが、発表会前に比べて、格段に上がったなと感じました。

やはり本番を経験するというのは、知らず知らずのうちに、演奏に関する力が底上げされるんですね。
それは他のアンサンブルクラスでも、目の当たりにします。

演奏者自身がそこに気づくのは、なかなか難しいのですが、録音や録画などで確認することはできます。

比べるのは同じ曲でなくても構いません。
チャンスがあれば、録音・録画で演奏を残し、今の自分(達)の演奏と、過去の演奏を聴き比べてみましょう。

成長を感じられるはずですよ。

曲を知ってから練習しよう

クラリネットアンサンブルで譜読みをする生徒達

今回の曲は、喜歌劇『メリーウィドウ』で使われている曲のメドレーです。
前回は歌劇『カルメン』でしたね。

かなりざっくりはご説明しましたが、『メリーウィドウ』がどんな話なのかあらすじを読んだり、各曲がどのようなシーンで使われている曲なのかを知ることで、より理解が深まりますし、音楽的に吹きやすくなるはずです。

ぜひ個人練習に入る前に、少し調べてみて下さいね。

来月も楽しみにしています。

クラリネット無料体験レッスン クラリネット無料体験レッスン
合奏
クラリネットの吹き方 172
基礎練習 154
音楽の知識 68
クラリネット 51
基礎 43
読譜 32
演奏技術 32
吹奏楽・オーケストラ 29
運指 28
リード 22

全627件 1〜16件目を表示中

最新記事一覧
レッスン日誌一覧
アンサンブル一覧
講師ブログ一覧
クラリネットイベント一覧