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アンサンブルでたくさんの未知の体験をしよう

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譜面台に置かれた楽譜

先月のアンサンブル以来、祝日があったりで少し間が空いてしまった生徒さんのレッスンでした。

自分に合ったペースで練習しよう

元々お忙しいのに加え、風邪をひいてしまって、全然練習ができなかったそうで「音が出ないかもしれません…」と弱気な発言。

もう10年以上もレッスンにいらしているので、そんなことは絶対にないのですが、練習できなかったあとのレッスンでは、毎回のようにそうおっしゃっています。

ロングトーンしていただくと、もちろんいい音で吹けていて、なんの心配もなさそうです。

口の筋肉の維持のためにも、吹けるならもちろん毎日練習するに越したことはないですが、せっかく楽しむためにクラリネットを吹いているのに、「練習しなきゃ…」が精神負担になってしまっては、楽器を吹くこと自体が苦痛になってしまう可能性があります。

かと言って「全然できなかった…」のせいで、気持ちが引けてしまうのは、それはそれでもったいないですね。

趣味でクラリネットをやっている方には、生活とご自身のペースに合わせて、無理のない範囲で練習時間を確保していただけたらなぁと思います。

合奏をやる意味

さて、今月のアンサンブルでは、何ヶ月か前にやっていたディズニーの曲を少しアレンジして、合奏してみようと考えています。

ディズニー・ジブリをやっていた生徒が、ビートルズのクラスを聴いて「私もそこで吹いてみたい!」と言ってくれたように、ずっとビートルズクラスで吹いている今日の生徒さんが、「彼女がやっていたディズニーの曲を、私も吹いてみたいです」と言って下さったのです。

これこそ、合奏・アンサンブルをやる意味、と言ってもいいかもしれません。

小学校で吹奏楽を始め、その後も一般の吹奏楽団に長くいた私は、好きなジャンルの曲も、これはちょっと…な曲も、たくさんの曲に触れてきました。

吹いた結果、「やっぱり好きじゃない」も「お…?意外といいかも…」もありましたし、「この曲、全体は微妙だけど、ここのこのハーモニー、すっごく素敵!」なこともありました。

また、逆に「聴くにはいいけど、吹くのはしんどいな…」という曲もあり、本当にいろいろな体験をしました。

このような経験は、1人で好きな曲・知っている曲ばかり吹いていると、絶対にできないことです。

好きなものを吹くのは、とても楽しいので、もちろんそれもいいのですが、まだ出会っていないだけで「好き!」「楽しい!」は、きっとたくさんあります。

これからも、アンサンブルクラスを通して、今まであまり触れていなかったジャンルや、近くで見たこともなかった楽器との演奏など、未知の経験をどんどん提供していきたいと思っています。

♯や♭に積極的に触れていこう

今日のレッスンでは、私がメロディーを吹いて、生徒さんには新たに作ってもらったパートを、初見で吹いていただきました。

今回も、とても素敵なアレンジで、アンサンブルの醍醐味を存分に味わっていただけそうです。

大変なのは、ビートルズでは♯がたくさんの曲ばかりなのに、今回の新曲は途中から♭系に転調すること。

クラリネットの宿命とも言えますが、アレンジものでは♯がついている曲の割合の方が圧倒的に多いため、どうしても♭の指が苦手、という人は多くいると思います。

今日の生徒さんも、とっさに指が行かないご様子でした。

慣れるまでは少し苦労するかもしれませんが、♯と♭の切り替えのスイッチをうまく頭の中に作れれば、難なく♭系の曲や、曲中での転調にも対応できるはずです。

それは、♯・♭どちらの曲にもたくさん接することで得られます。

みんなで合わせる日を楽しみに、譜読みと指練習を進めていって下さいね。

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