最新動画 良かったら観てね

本番を控えた合わせで気を回すべきこと

1,659PV
クラリネットアンサンブルを楽しむ経験者達

本日は、合奏経験者向けアンサンブルの日でした。

お休みの方もいらっしゃいましたが、今日は久々の大所帯。
6名の参加者と、講師のバスクラ合わせて、七重奏です。

どんな演奏になるのか、ワクワクしますね。

発表会出演メンバー全員集合

そして今日は、6月の発表会に出演予定の方が、勢揃いされました!
最近は出欠席が入り乱れていたので、改めて皆さんに自己紹介していただき、結束を固めました。

しかし、浮かれてばかりもいられません。

本番前最後となる、来月のアンサンブルはお休みされる方がいるので、全員揃う練習はなんと今日だけ。

んー。妙な緊張感が走ります。

演奏曲は?

さて今回、発表会で演奏することにした曲は3曲。

今から無理矢理新曲に挑戦しても、不完全燃焼になってしまうのは目に見えているので、過去にやった曲の中から「聴いて楽しい」「吹いて楽しい」、また「奏者のリクエスト」を総合的に判断して、以上の曲に決定です。

事務連絡をぱぱっと終わらせ、さぁ、みんなで早速合わせていきましょう。

ややこしいリズムを合わせるコツ

まずは、半数の方が初めて吹く『アラベスク第1番』。

この曲は、ピアノ用に書かれたものが原曲で、今回演奏するのはクラリネット六重奏用に編曲された楽譜です。

右手が三連符、左手が八分音符、と、1人で弾いていても大混乱のこの曲、なめらかな演奏のためには、自分を信じ、違うリズムには耳を傾けず、同じリズムのパートを瞬時に判断して、気持ちを揃えることがポイントです。

もちろん、小節のあたまや拍のあたまなど、合わせどころは多々ありますので、そこをしっかりと押さえることも大切です。

テンポが変わる時の対処法

また、ちょっと速くなったり、かと思えば遅くなったり、細かいテンポの動きが多いのも、この曲の特徴。

人それぞれ、心地良い速くなり方、遅くなり方があるかと思いますが、アンサンブルでは共通の速さのイメージを必ず持つようにしましょう。

そのためには「こんな感じはどう?」「こうしてみない?」という、意見を出し合い、個々のテンポ感をすりあわせていく作業が不可欠です。

その上で、その箇所で一番上のパート、もしくは最も動きのあるパートを担当している人が、合図を出しましょう。

合図を出すことは、単純に目印となるだけでなく、全員がその人に注意を向ける=気持ちが揃うことに繋がります。

楽譜になると難しい

スタジオでアンサンブルするクラリネットの生徒達

細かくテンポの移り変わりや、拍のはまり方を確認していたら、あっという間に1時間以上経ってしまい、慌てて次の曲『情熱大陸』の合わせ開始です。

これも、やったことがある方とない方が、入り交じっています。

この曲は、皆さんもよくご存知かと思いますが、実は楽譜に起こすと、複雑なリズムのオンパレード。

知らないメロディーだとしたら、パッと一瞬で読み取るのは難しいのではないかな、というくらいのリズムです。

他にも、中間部に「簡単そうに見えて難しい」箇所もあったりして、細かくやり込む必要がありそうですが、これは次回に持ち越し。

各自、メトロノームでテンポキープの練習をしておいて下さいね。

まるで吹奏楽のような響きの曲

『Caprice for Clarinets』は、1月のアンサンブルで全員吹いているので、さすがの出来でした。

時間の都合で、1回通しただけになってしまいましたが、吹奏楽で演奏されるような曲に雰囲気も近いので、来月は決めどころを確認するだけで良さそうです。

合わせはあと1回しかありません。

ちょっとした音間違いや、うまく指が回らない箇所など、個人練習をしておきましょう。

クラリネット無料体験レッスン クラリネット無料体験レッスン
クラリネットの吹き方 リズム 合奏
合奏 323
基礎練習 154
音楽の知識 68
クラリネット 51
基礎 43
読譜 32
演奏技術 32
吹奏楽・オーケストラ 29
運指 28
リード 22

全628件 1〜16件目を表示中

最新記事一覧
レッスン日誌一覧
アンサンブル一覧
講師ブログ一覧
クラリネットイベント一覧