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担当しているパートの役割をきちんと知ろう
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2018年2月26日、今年2回目の未経験者向けアンサンブルが開催されました。
今日も、講師を含めたクラリネット3名でのアンサンブルとなりました。
今回は前回に引き続き、2つの新曲に挑戦です。
演奏曲目(順不同)
- くるみ割り人形より 行進曲
- 別れの曲
くるみ割り人形の役割分担
「くるみ割り人形 行進曲」といえば、小気味よく軽快な、あの旋律ですね。
あの旋律は1番と2番が担当していますが、実はその次に来る有名なメロディーは、3番が担当しています。
つまり3番以外は、オーケストラにおける弦楽器のTuttiに近い役割を担うことになります。
「くるみ割り人形 行進曲」を演奏する時に大切なのは、3番の旋律をしっかり意識して演奏すること。
この曲では、3番が主役として吹き、それを支える(包み込む)役割が1番・2番となります。
有名なフレーズが割り当てられているため、1・2番がずっとメインかと思ってしまいがちですが、主役をハッキリさせることで、曲の雰囲気は大きく変わりますので気をつけましょう。
別れの曲
アンサンブル未経験者には、少々テンポが取りにくいのが特徴の「別れの曲」。
曲は4分の2拍子ですが、八分音符でカウントして進んでいく曲なので、気がつけば大きくズレが生じてしまうこともしばしば。
ゆったりとした曲なので、テンポをしっかりキープしましょう。
そして演奏に余裕が出てきたら、メロディーに命を吹き込んでいきましょう。
繋がりを意識すること
「別れの曲」の2番・3番は、交互に掛け合いをしながら伴奏を演奏していきます。
両者のフレーズが、綺麗に繋がるように心がけましょう。
一人で吹いているかのように、綺麗に受け渡しができると、美しいメロディーがより一層際立ってきます。