合わない合奏を合わせるために気をつけること
2017年12月25日、今年最後の未経験者向けアンサンブルを開催しました。
クラリネット3名で、2曲のクリスマスソングを仕上げます!
演奏曲目(順不同)
- もろびとこぞりて
- ひいらぎかざろう
合奏が合わない時
合奏経験がない生徒たちに共通するのは、音を合わせるべきポイントで合わない、ということが多々あります。
合うところは合いますが、要所要所で合わない、というか合わせよう、というアイディアがそもそもないことがあります。
もちろん全員合わせたい、と思っています。
では、なぜ合わないのでしょうか。
音を合わせるための準備
まずは簡単に解決できること。
それは、、個人で練習しておきましょう!
これは誰かと合わせる以前の話ですね。
あ、間違えちゃった、くらいは許されますが、そのレベルに到達できる程度には準備しましょう。
なぜなら、この時点で自分の音を追うのに精一杯となってしまうからです。
自分のパートと、自分の演奏で精一杯、他のプレイヤーの音を聞いたり、演奏を感じる余裕はありません。
縦を意識すること
全パートが同じ動きをしていたり、同じ場所に休符がある場合、楽譜の縦軸に注目してみましょう。
音がビシッビシッと合っている場所があるはずです。
こういったポイントを各プレイヤーが見極めるだけで、合奏はグッと良くなります。
合奏に慣れないうちは、同じ動きや同じ休符を見つけると良いでしょう。
もし、技術的に難しい場合は、拍の頭だけ吹いて、その他は捨てる!
これは通常やって良い事ではありませんが、もっと重要なポイントが崩れてしまうのであれば、合奏を成立させる、という目的に対しては、妥協できる策ではあります。
その重要なパートを見つけるためには、楽譜の「縦」を意識する必要があります。
自分以外のパートを気にすること
縦を気にすると、最低限合わせるべきポイントが見えてきます。
しかし自分に精一杯だとそうはいきませんよね。
つまり、最初にすることは、自分に余裕を持つこと。
すなわち 「個人練習」ですね。
そして楽譜を眺めて合わせるべきポイントを見つけましょう。
ここは捨てられん!
といったポイントが見えてくるはずです。
これは慣れですが、始めなければ慣れることはありません。
見ようとしないと、見えるようにはなりません。
合奏をもっと楽しみたい方は、しっかり気にしてみましょう。
メリークリスマス
最後はなんとか通して演奏することができました。
煙突ギュウギュウでなんとか通り抜けられた感は否めませんが、それでもクリスマスを感じられるレベルでは演奏できたかと思います。
また来年!
季節物なので一年間やらないからね?やっといてね!!笑
良いクリスマスを!