旋律パートがいない時に各自がやるべきこと

2023年4月27日、第69回目のバンドアンサンブルが開催されました。
早いもので、4月が終わってしまいますね。
時間が経つのが早すぎて、焦ってしまいますが、今は連休前でウキウキの方も多いことでしょう。
先月は、急なお休みがありましたので、なんとクラリネットのご参加が1名という事態で、びっくりやら寂しいやらでしたね。
今回は残念ながらお一人だけお休みの方がいらっしゃいましたが、久しぶりに新しい方も加わって下さいましたので、クラリネット3名・ベース・ドラム・ピアノの計6名で楽しく演奏していきましょう。
演奏曲目(順不同)
- CATSメドレー
- Another Day of Sun~From La La Land~
- Step and Go
- ホールニューワールド
- I Am The Walrus
いつもと違う着眼点の曲順の決め方
普段のバンドアンサンブルでは、「どんなプログラム構成にしたら、今日の演奏がより楽しめるか」といった点に気を配りながら、皆さんのやりたい曲順で演奏しています。
今月も、皆さんに決めていただくことは変わらないのですが、ちょっと目線を変えてみましょう。
本日お休みの方は、現在のバンドアンサンブルでの演奏曲5曲中3曲の旋律パートを担当して下さっています。
そのようなわけで、今日はメロディーがいない曲が3曲。
「せっかくなので、1番パートがいらっしゃる曲を、最後の2曲にしませんか?」とご提案しました。
メロディーがなくても演奏はできますが、「ばしっと演奏したね!」と体感できるのは、やはり旋律がいる曲でしょう。
「なるほど~」とご納得いただけて、今日は逆算的に演奏順が決まりました。
意外な曲が、意外な順序にいたりしますので、楽しみですね。
旋律パートがいない時に各自がやるべきこと

先述の通り、今日は旋律パート(ここのクラスでは1st)がいない曲が半分以上。
いてもやるべきですが、いない時に必ずやらねばならないのは、メロディーをしっかり頭の中に流しながら演奏することが必須になります。
今回演奏していても、「きっと今は、メロディーを想像しながら吹いているな」と感じられる箇所もあれば、「あ、今は自分のパートに一生懸命になったな」と伝わってきてしまう部分もあります。
旋律が想像できていないと、長い音符や休符が短くなったり、テンポが変わってしまったり、やはり不安定な演奏になってしまいます。
さらには、もちろん自分のパートの音楽も流さねばなりませんので(ドレミできっちり追っていく)、脳内で処理せねばならないことは、たくさんあります。
大変だとは思いますが、アンサンブルをする以上避けて通れない道ですので、普段の練習からメロディーを意識しながら吹くようにしていきましょう。
まんべんなく練習するクセをつけていこう

同じ曲を長くやっているとは言え、他のアンサンブルクラスに比べると、曲数が多いのがバンドアンサンブルの特徴。
プラスしてソロ曲などもやっていると、練習を進めていくのが大変ですね。
ついつい、自信を持って吹ける曲ばっかり練習したくなりますが(無意識だとしても)、月1回しかない合わせを有意義な場にするためにも、仕上がりを均等にすることに重きを置いた練習を進めていって下さい。
極端な話、「全然練習はしてないけど、この曲好きだし、なんとなくなら吹けるな」という曲があるとして、好きだからと、その曲ばかり練習していては、あまり得意でなかったりする曲との差が、どんどん開いてしまいますね。
先程お伝えしたように、「仕上がりを均等に」ということを常に意識しながら、複数曲の練習に取り組んでみて下さい。
来月は、クラリネットが4名揃うよう念じています。