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他パートの理解とアンサンブルの精度の関係

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難曲もだいぶこなれてきた上級者アンサンブルメンバー

本日は、上級者アンサンブルが開催されました。

急に冬のような気候になって、びっくりしますね。
しかもどんより曇り空。(たまに霧雨)

私はドイツがとても好きなので、「ドイツの冬っぽいなぁ」と逃避することで、寒さと天気の悪さに折り合いをつけて過ごしました。

気の持ちようって大切ですね。

さて、今日の上級者アンサンブルは、全員お揃いになる予定でしたが、お一人急なお休みとなりましたので、B♭クラリネット4名・バスクラリネット1名の計5名で合わせていきます。(通しの時だけ講師も参加)

演奏する曲は、マスカーニ作曲『「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲』と、M.ルグラン作曲『キャラバンの到着』です。

間奏曲の役割を知ろう

オペラで用いられる「間奏曲」。

幕と幕の間に演奏されるタイプの間奏曲もあれば、1つの幕の中で小休止として演奏されるものもあります。

今回演奏している『「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲』ですが、『カヴァレリア・ルスティカーナ』自体が、1幕しかないオペラですので、幕間はありません。

1幕の中で「物語が盛り上がってきたけど、一旦落ち着きますよー」という役割を担っています。

そういうことがわかれば、後半に向けて動きが出てくるこの曲ですが、フォルテは力強いものではなく、のびやかに演奏されるべきであることがわかりますね。

心が静まるような、穏やかで広がりのある演奏を心がけていきましょう。

他パートの理解とアンサンブルの精度の関係

休憩中に笑顔の上級者アンサンブルメンバー

前回もお話しましたが、各パートの役割が「これ!」と分かれていない『キャラバンの到着』。

聴きすぎないことも大切だとご説明しました。

しかし、残り4回しか合わせられない今、いつまでもそうも言ってられませんので、今日は特にバラバラ感が強い後半を中心に練習しました。

いつもであれば、「ではメロディーとそのハモリの人だけやってみましょう」「伴奏パートでやりましょう」とできますが、それができないこの曲では、自分と他パートとの関わり方を、事細かに知っておく必要があります。

スコアからの読み取りでも良いのですが、今回やったのは、各パートごとに吹いていただく方法。

「一番不可解なのでは?」という練習記号を、1stから順番に吹いてもらって、他の方々には自分のパート譜を見ながら聴いていただきました。

本日は4thの方がお休みなので、それ以外のパートをそれぞれお聴きいただいて、その後に合わせてみましたが、たったそれだけのことで、すっきり整理され、聞こえ方が激変しました。

いかに、自分以外のパートを知ることが大切で、それが演奏に大きな影響を与えるのかが、顕著に表れたわけです。

各パートが好きに動いていて、どのパートが何をやっているのかはっきりわからなかったのが、1パートずつ聴くことで理解できるようになった、ということですね。

「よくわからないなぁ」という曲こそ、このやり方は合っていると思いますので、1人ずつ吹くのは緊張するかもしれませんが、ぜひ取り入れて、耳を使って曲を理解していくようにしましょう。

テンポアップにも取り組もう

最後の通しの前に各々準備をする上級者アンサンブルメンバー

『キャラバンの到着』は、転調も臨時記号も盛りだくさんで、そういう意味でも大変な曲なのですが、ゆっくり吹いてしまうと、曲のかっこ良さが半減してしまいますので、指示通りのテンポは無理だとしても、曲が締まる速さまでは上げていきたいですね。

最後の通しでは、目標テンポで演奏してみましたが、やはり「おぉっ!!」と思わせるにはこれくらいの速度が良さそうです。

慌てず焦らず、でもノリノリで演奏できるように、たまに仕上げの速さで吹くようにしてみて下さいね。

来月は6人揃っての演奏を、楽しみにしています。

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