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合奏初心者がアンサンブルで上達するコツ

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真剣にアンサンブルする生徒達

2019年9月30日、今年9回目の合奏未経験者向けアンサンブルが行われました。

本日も、講師含めて3名でのアンサンブルです。

実は、人数が少ないアンサンブルというのは、1人1人のウェイトが大きいので、独特の難しさがあります。

質の高い演奏を目指して、今日も頑張りましょう。

演奏曲目

季節の曲を探してみよう

次回発表会は年の瀬ということで、冬をテーマに選曲しています。

シューベルトの『菩提樹』は、「冬の旅」という歌曲集の中の1曲です。

童謡や民謡以外で、季節の曲というのは、意外と見つけにくくて、残りの曲に頭を悩ませていたのですが、「白鳥って、(日本では)冬の鳥ですよね?」ということで、今回チャイコフスキーの『白鳥の湖より~情景』を選んでみました。

サン=サーンスの『白鳥』も検討していたのですが、元々チェロの曲なため、B♭クラリネットでは少し音が高くて雰囲気が出ないのでは…ということで、とりあえず今回は見送ります。

前回は日本の夏の曲を演奏しましたが、今回はヨーロッパの冬に思いを馳せてみましょう。

初見力、めきめきアップ中!

真剣にアンサンブルする生徒達

『白鳥の湖より~情景』は、その場で楽譜を配り、完全なる初見にトライしてみました。

まずは全員で1st、次に2nd、最後に3rd、という形で吹いてみましたが、なかなか順調です。

次に、どのパートを担当したいかを相談。

あっさりと決定しました。

気心が知れてくると、こういう時もスムーズですね。

そして、いざ三重奏。

うまく吹けずに、途中落ちてしまった方(吹けなくなってしまうこと)もいらっしゃいましたが、目を離さずに楽譜を追い続けられたので、無事に復活。

最後は、全員でばっちり終わることができました。

素晴らしいですね!

今まで積み重ねてきたものが、しっかり形になっています。

吹けようが吹けまいが、とにかく楽譜を追い続けること

初見で大切なのは、ここです。

「初見が苦手」という方ができないのが、楽譜から目を離さないことと、カウントを続けることです。

間違えると、「あ!間違えた!」と、音楽も思考もカウントも、全てがストップしてしまうので、一瞬でどこをやっているか見失ってしまい、「初見ができない…」ということになります。

もちろん、1つでも多く、正しい音が吹けるに越したことはありませんが、初見においては、それはそこまで重要でないので、気にしなくて大丈夫です。

間違えても、吹けなくても、どんどん積極的に(もちろん飛ばしては駄目ですが)、楽譜を追っていきましょう。

担当パートがやっていることを正しく知る

真剣にアンサンブルする生徒達

『白鳥の湖より~情景』がうまくいったことも好影響だったのか、『菩提樹』も順調でしたね。

「付点四分音符と八分音符」「付点八分音符と十六分音符」が、何か所か曖昧になってしまいましたので、しっかり吹き分けられるように、メトロノームをかけて、きちんとはめる練習をしておきましょう。

『菩提樹』は、地味に複雑な作りになっていますので、

をちゃんと把握・意識して、より精度の高い演奏を目指していきましょう。

そして次回は、さらに音楽的な演奏を目標に、みんなで良い演奏をしましょうね。

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