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初見状態で合奏に参加する時の心構えと演奏姿勢

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久々の体験参加者と一緒に楽しく演奏するバンドアンサンブルメンバー

2023年2月28日、第67回目のバンドアンサンブルが開催されました。

早いもので2月も最終日。
皆さん年度末が近づいているからか、半数以上がちょこっと遅刻でしたが、今日は久しぶりの体験参加の方もいらして下さいました。

ただ、お一人お休みになってしまったので、今日もB♭クラリネット3名・ベース・ドラム・ピアノの計6名で演奏していきます。

今回も、楽しみながら、かっこよく演奏していきましょう。

演奏曲目(順不同)

初見ができる時を大切にしよう

バンドアンサンブルでは、しばらく同じ曲を演奏しているので、初見演奏の機会は久しくありませんが、本日体験参加の生徒さんは、急にご参加が決まったのもあり、今回アンサンブルが始まる時に楽譜をお渡ししました。

以前からたびたびお伝えしていますが、初見というのはどの曲も一度しかないわけで、それはとても貴重な機会です。

「初見は苦手で、できればやりたくない」という方も多いとは思いますが、初見力を上げていくのは、初見にどんどん挑戦することが唯一の方法ですので、できる時を逃してはいけません。

また、「どうせ初見をやるにしても、緊張するから合奏やアンサンブルじゃなくて、個人練習の方がいい」と思われるかもしれませんが、いくら止まらないように頑張ろう!と思っても、1人でやっているとついつい吹き直してしまうこともあったりしますので、みんなと合わせる時に初見演奏ができるのは、訓練として最適です。

「先に譜読みしておこう…」と合奏時の初見を避けずに、どんどん経験値を上げていきましょう。

初見状態で合奏に参加する時の心構えと演奏姿勢

休憩時間に笑顔のバンドアンサンブルメンバー

今回は特に、お一人だけ初見で、あとは全員すっかり慣れた曲ということで、どうしても焦ってしまう部分もあるかと思いますが、「むしろ自分が吹けなくても曲が進んでいってくれる」と、どんと構えましょう。

初見演奏の目的は、完璧に吹くことではなく、楽譜をきちんと追い続けることですので(吹けるに越したことはありませんが)、あまり気負いすぎないことが大切です。

そして、楽譜を追うコツを押さえながら、「無理して全ての音を吹こうとせず、出せる音だけ出して、曲に追いついていく」という点を、一番の目標にしましょう。

そのコツとは

という2点です。

拍子・テンポを、正確に把握しキープしていく

どうしても、初めての楽譜に挑むとなると、一つ一つの音を追うのに必死になり、曲全体を掴もうとする気持ちが、どこかに行ってしまいがちになります。

最初に示されたテンポのキープ、また、途中で速さが変わった場合は、いち早くどんなテンポなのか把握できれば、曲についていくことができます。

それには普段から、知らない曲でも、聴いたらすぐに指揮を振ってみて、拍子とテンポをキャッチする練習などをしておけると、瞬発力を上げられます。

練習記号を頼りにする

練習記号(数字やアルファベット、小節数)が書いてある箇所というのは、大抵の場合、次のフレーズに入ったり、新しい展開になっています。(まれに例外もあります)

楽譜から目さえ離さずにいれば、「あ、今この区切りかも」と目星をつけることができ、途中でどこなのかわからなくなってしまっていても(落ちる、と言います)、しれっと元に戻ることができます。

当てずっぽうで復活するのもあまり良くありませんが、かと言って、早々に落ちたまま、ぼーっと最後まで過ごすよりは、曲に復帰できる可能性がありますので、練習記号を目安にするくせをつけていきましょう。

刺激を受けながらさらにまとまりある演奏を

今日の演奏順を相談するバンドアンサンブルメンバー

今日は、普段と同じく全部の曲を2巡したあと、体験参加の方のリクエストで、1曲アンコール演奏しました。

やはり回数を重ねていくと、だんだんできることも増えていきますね。

また、久しぶりに新しい方にいらしていただいたからか、クラリネットの女性陣も、いつにも増して音が鳴り、より元気な演奏になりましたね。

お互いにいい刺激を受けつつ、これからますます、まとまりある良い音楽を作っていきましょう。

次回は、全員揃っての演奏を、楽しみにしています!

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