音が詰まった感じがする理由と解決法を知ろう

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オンラインレッスンで笑顔で話をする生徒

いよいよ7月も終わり。
東京は、梅雨が明けないまま8月に突入ですね。

雨は嫌だなぁと思いつつ、かと言って梅雨が明けたら真夏。
暑さも嫌だわ…と、身勝手なことを考える日々です。

練習時、エアコンが直接当たるところに、ちょっと楽器を置いて休憩…なんてことをしてしまうと、楽器の割れに繋がりますので、「割れは冬のもの」というイメージを捨てて、夏場もしっかり楽器の取り扱いに注意しましょう。

さて、レッスンで相談されることは様々ですが、聞かれる頻度が高いものの1つに、「音の詰まり」があります。

クラリネットで「音が詰まる」ってなんでしょう?
今回は、理由と解決法を正しく知っていきましょう。

「音が詰まる」ってなんだろう

「音が詰まる」とよく言いますが、実際に音は見えないし、クラリネット本体に詰まるものでもないし、意外とよくわからないですよね。

「息を入れているのにちゃんと音が鳴らない」「音が遠くに飛んでいる感じがしない」「すっと音が出ない」など、人それぞれ「詰まる」の定義は違うと思いますが、簡単に言うと、クラリネットの場合、その詰まった感というのは、リードが適切に振動していない状態です。

そう言われると、なんとなくそうなる理由と、どうしたらいいかわかりそうな気がしませんか?
では、その部分を具体的に考えていきましょう。

音が詰まってしまう理由と解決法

オンラインレッスンでアンブシュアを確認する生徒

音が詰まってしまう(リードが適切に振動しない)理由はいろいろとありますが、主な原因は、以下の通りです。

アンブシュア(口のくわえ方)

一番の理由は、アンブシュア(口のくわえ方)によるものでしょう。

「くわえ方が浅い」「口を締めすぎたり、噛んでしまっている」などにより、すぐに詰まり感を感じるようになります。

まず、くわえ方が浅いと、口の中に入るリードが少なくなります。
口の中のリードが少なければ、当然音が出るために振動する面が小さくなりますので、息を入れようとしても入らず、苦しかったり、音が鳴りにくくなります。

そのような時は、思っているより、ほんの少しだけくわえ方を深くしてみましょう。

リードに下唇を当てたまま、ずりっと滑らせるようにして、口の中のリードを増やすと、打って変わって息が入りやすくなり、すっと音が鳴らせるはずです。
(深すぎると、逆に吹きにくくなりますので、程良い位置を探して下さいね)

また、締めすぎたり、噛んだりしてしまっている場合は、リードの振動を力ずくで止めているような状態になっていますので、「マウスピースは挟むだけ」という点を、再度見直しましょう。

息の出し方

これは意外と盲点なのですが、「音が詰まっている」のではなく「実は息が体から出ていなくて、音がきちんと鳴っていない」ことがあります。

リードをしっかり振動させるには、充分な息が必要ですが、体に力が入ってしまうと、息が出てこないため、リードの振動は少なくなります。

試しに、両手をぐっと握って、お腹にも力を入れて、「あー」と言ってみましょう。

いつもの声が出ないですよね?
それを、クラリネットを吹いている時だと「音が詰まっている」と感じてしまうことがあるのです。

また、そのように、力んでしまっていて、息が出ていない時でも、脳は「めちゃめちゃ頑張って息を出している」と錯覚してしまうそうで、そこが厄介なところ。

特に、声に出せばわかりやすいですが、楽器をくわえてしまうと、自分の体に力が入っているかどうかの冷静な判断はしにくく、また先程の脳の錯覚が加わると「こんなに頑張ってるのに、なんで音が鳴らないの!!」と思ってしまい、ますます頑張って、ますます息が止まる…という悪循環に陥ります。

アンブシュア(口のくわえ方)は万全なのに、音が細かったり、詰まっている気がする時は、自分の体の状態にも目を向けてみましょう。

リード

こちらも気づきにくいのですが、リードが古くないでしょうか。
古いリードは、音が急に出にくくなります

気に入ったリードをずっと使い続けていると、コシがなくなってきて、振動の仕方が変わってきますので、「昨日まで普通だったのに、なんか今日は音が詰まる気が…」なんて時は、一番にリードを疑いましょう。

クラリネット吹きは、ストイックな方が多いので、リードのせいだとしても「いや、道具のせいにしては駄目だ」と思いがちなので要注意。
リードのせいなこともあるんです!

いつものイメージで吹けない時、人はそのイメージに近づけようと無理をしてしまいますので、良くない吹き方になってしまいがちです。
お気に入りを捨てるのは心が痛みますが、一度状態が悪くなったリードが復活することはありませんので、諦めて別のリードを昇格させましょう。

楽器が理由の場合

特定の音が詰まった感覚になる場合は、楽器が壊れていたり、調整の必要があることもあります。
上記の3つの理由をクリアにしても変わらない時は、楽器のせいである可能性も考えてみましょう。

すっと息が入る状態を目指そう

オンラインレッスンで笑顔で話をする生徒

詰まった感じがする時は、クラリネットを吹いていても楽しくないですよね。

今回お伝えした理由の中で、まずは自分がどの状態に近いかを考えて、焦らずにゆっくり解決していきましょう。

よくわからない時は、1つずつ丁寧に試してみて、すっと息が入る吹き方を目指して下さいね。

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