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知っている曲を再度仕上げる時に注意すること

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初見でのアンサンブルに取り組む上級者アンサンブルメンバー

本日は上級者アンサンブルが開催されました。

発表会では、さすがの演奏を披露され(2曲目の前には、ちょっとした笑いもご提供)、無事に本番を終えられました。

こちらのクラスも、早速今月から新曲を始めます。

ずっとご参加いただいていた方が、残念ながらしばらくお休みされることになってしまいましたが、今日は体験参加の方がいらして下さいましたので、B♭クラリネット4名とバスクラリネット1名の計5名で、初見演奏に取り組んでいきましょう。

今月からの演奏曲は、J.バーンズ作曲『アルヴァマー序曲』です。

思い出の曲を吹いてみよう

中級者アンサンブルの皆さんが今月から始められた『たなばた』と同じく、『アルヴァマー序曲』は、吹奏楽が原曲です。

今年に入ってから、クラリネット五重奏用に編曲された『アルヴァマー序曲』が発売され、そのことを上級者アンサンブルの皆さんにお話したところ、「ぜひやりたい!」と大盛り上がり。

まだ第9回発表会が少し先の段階で、早々に第10回目の発表会の曲が決まりました。

この曲は、学生時代に吹いたことがある方が多く、いわば思い出の曲と言ったところ。

私はずっと演奏の機会がなく、大人になってから一般の楽団で吹いたのですが、「ザ・吹奏楽!」というサウンドで、吹いていて楽しいので、偶然ここ数年「吹きたい!」と言い続けていた曲です。

お一方、遅れていらしたのもあり、初見演奏では一緒に吹かせてもらいましたが、「学生の時のことを思い出します~」と皆さん、通し終わったあとはちょっと遠い目。

思い出の曲を吹くのは、いろいろな引き出しが引っ張り出されて懐かしいのもそうですが、演奏していた当時からの成長が感じられて、練習を積み重ねることの大切さも実感できますので、そういう点でも今後のモチベーションの維持にもつながります。

「毎回知っている曲」というのは、新しい曲を知ることへの妨げになってしまいますので、偏るのは良くありませんが、たまに思い出に浸りつつ、成長を知ることも大切ですね。

知っている曲を再度仕上げる時に注意すること

やりたかった曲に挑戦する上級者アンサンブルメンバー

先述の通り、元々は吹奏楽曲の『アルヴァマー序曲』。

より音楽的に作り上げていくために心がけることは、中級者アンサンブルの皆様にもお話しました。

さらに今回上級者アンサンブルで演奏している曲は、参加者の皆様がよく知っている曲ですので、思い込みで吹かないようにすることが重要です。

もしかしたら、ちょっとしたリズムが、編曲者によって変えてあることがあるかもしれません。
もしくは、思っていた音の並びが、実際は楽譜と違ってしまっているかもしれません。

そうなると、他のパートとずれてしまったり、掛け合いがうまくできなくなってしまったり、良いことはありませんので、正しく譜読みを行いましょう。

これは、知っている・演奏したことのある曲だからこその、難しい点です。

アーティキュレーションや強弱なども、今使っている楽譜の通りに、きっちりとつけられるようにしていきましょう。

いつでも本番ができそう!

休憩をのんびり過ごす上級者アンサンブルメンバー

今回は体験参加の方がいらっしゃいましたが、ばっちり馴染まれていましたし、皆さんの演奏も、まるでずっと以前から練習してきたかのような、落ち着いたものでしたので、最後の通し後は「もうすぐにでも本番でいいんじゃないですか?」と、思わず何回も言ってしまうくらいの仕上がりでした。

とはいえ、今回のアレンジでの演奏は初めてですので、吹奏楽でのクラリネットパートが担当している音以外には、まだまだ慣れる必要があります。

音源を聴いて、オリジナルの楽器編成を頭に入れ、より深みと彩りのある演奏ができるようにしていきましょうね。

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合奏
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