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吹奏楽曲をクラリネットアンサンブルで表現するには

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通して新曲を演奏する中級者アンサンブルメンバー

2022年9月24日、今年9回目の中級者アンサンブルが開催されました。

つい先日発表会も無事に終わり、本来であればほっと一息…のタイミングなのですが、次の発表会が2月に行われる予定ですので、クラスを6回確保するために本日から早速新曲に取り組みます。

バスクラリネットの方が、急用のためお休みとなってしまいましたが、B♭クラリネット7名で、初見アンサンブルに取り組んでいきましょう。(通しの時のみ講師がバスクラリネットを演奏)

本日から演奏を開始する曲は、酒井格作曲『たなばた』です。

なお今回、演奏する『たなばた』は、正式な曲名は『The Seventh Night of July』と言いますが、『たなばた』と呼ばれることがほとんどですので、中級者アンサンブルでもそのように呼んでいきます。

音源を聴いてやりたいパートを考えておこう

新曲を始めるということは、パート決めをせねばなりませんね。

トップを吹かれる方が偏らないように、講師から少しご提案をすることもありますが、だいぶ前から、どのクラスでも参加者の皆さんで話し合って、パートを決めていただいています。

今回も、音源を聴いて、「私は〇番がやりたいです!」ということを、決めてから練習に臨んで下さった方も多くいらして、比較的すんなりとどのパートを吹くか決まりました。

初回練習では、まずスコアをお配りしているので、楽譜を見てから決めていただくのでも構いませんが、なんとなくでも目星をつけておけると、よりスムーズに話が進みますね。

パートがパッと決まれば、その分長く練習時間を取れます。

今後もぜひ、音源を聴いて曲を知っておくついでに、やりたいパートを考えておいて下さいね。

吹奏楽曲をクラリネットアンサンブルで表現するには

各自譜読みをする中級者アンサンブルメンバー

『たなばた』は、元々吹奏楽曲です。

吹奏楽ということは、様々な楽器が集まって演奏されますので、とても色彩豊かな響きがします。

一方、今回はクラリネットのみでのアンサンブルとなり、音色も音域も限られてしまいますが、単一な表現にならないようにせねばなりません。

とはいえ、出せる音の種類がいろいろあるわけではないので、ここで大切になってくるのが、「自分が担当している箇所を、元々は何の楽器が吹いているのか」という把握と意識です。

音色は変えられなくとも、例えば「トランペットの張りのある音」「ユーフォニアムの温かな響き」など、実際の楽器の音をイメージして吹くことで、ニュアンスは変えられます。

ですので、音源を聴く時は、クラリネットアンサンブル用に編曲された音源だけでなく、原曲をたくさん聴くようにしましょう。

その際には、スコアかパート譜を見ながら聴き、自分が吹いている部分がクラリネット以外の場合は、楽器の名前をメモしておくと良いですね。

吹奏楽で演奏するのと遜色のない、カラフルな演奏を目指していきましょう。

丁寧に譜読みをしておこう

新曲のパート割りを相談する中級者アンサンブルメンバー

多くの方が「ぜひやりたい!」と希望を挙げて下さった曲なだけあり、初見の段階でなかなか順調に演奏できましたね。

細かい音が多い曲ですし、先程書いたように「原曲で担当している楽器」を知って表現する必要もありますので、「なんとなく吹けているからOK~」ではなく、丁寧な譜読みをしておきましょう。

音を読むだけではなく、強弱やアーティキュレーションも、早い段階からつけておくと後々楽ですので、一緒にやっておくといいですよ。

来月のアンサンブルでは、他のパートにも気を回せるくらい、しっかり自分の楽譜を読み込んでおいて下さいね。

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