最新動画 良かったら観てね

「吹く」こと以外の音楽的基礎力を上げよう

1,577PV

いよいよ、4月も終わりに近づいてきました。
残念ながら、自由に遊びに行くことはできませんが、可能な限り太陽の光をしっかり浴びて、心身ともに健康を保っていきましょう。

さて、前回お話したように、東京クラリネット教室では、既存の生徒さん向けのオンラインレッスンを開始し、おかげさまで好評を博しております。

ただ、今まで教室の備品を使ってレッスンを受けていたため、お手元に楽器がなかったり、自分の楽器があっても、家では音が出せない、という生徒さんもいらっしゃいます。

そんな生徒さんには、クラリネットが吹けない今だからこそできる、音楽の基礎知識レッスンを行っています。

同じように、「クラリネットがない」「楽器があっても音が出せない」という方々は、ある意味、クラリネット演奏の土台を作るチャンスです。
今のうちにしっかり音楽的基礎力を向上させておきましょう。

演奏に向けての知識を増やしておく

今までに部活や楽団、個人練習、レッスンなどで、なんとなくなあなあにしてきたことはないでしょうか。
それらを解消するには、楽器が吹けない今が最適です。

リズム・音の読み取り

どんなリズムが出てきても、パッと吹ける自信はありますか?
加線が多くても、すぐに音が読めますか?

まずはここから、がちっと固めておきましょう。

リズム

リズムは、意外と種類がありません。
もちろん、突き詰めればいろんなものがありますが、よく見かけるパターンというのは、そんなにたくさんないんです。

手元に何か楽譜があれば、積極的に読んでみましょう。
そして、自分の苦手をしっかり見極めて、重点的にインプットする作業をしておくといいですね。

手を叩きながら歌って、そのリズムが拍にどうはまるのかを、今のうちに理解しておきましょう。

また、メトロノームがあったら、様々な速さで八分音符・三連符・十六分音符などを刻む練習をするのも良いですね。
メトロノームは、振り子式・電子・アプリ、なんでも構いません。

メトロノームをかけて、四分音符を1として、手でそれぞれの音符を刻んでみましょう。

速いテンポの十六分音符などは、手で刻むのが無理であれば、歌っても構いません。
その時は、メトロノームと一緒に手拍子をして、拍のあたまを感じるようにして下さい。

いろいろなリズムを正しく演奏できるのは、基本の刻み方が身についてこそ。
ゲーム感覚で、均等に拍がはめられるか、チャレンジしてみましょう。

音の読み取り

また、「ドレミ」に関しても、「どうしても、似たような高さの音を読み間違えちゃう」「加線が多いと、読める気がしない」という方も多いと思います。

そこで、東京クラリネット教室では、今までになかった運指表を作りました!

どんなところが「今までにない」のかと言うと、この運指表の楽譜を使って、音を読む練習ができるようになっています。

楽譜の右下に「おばけ」「カナ」「A」のアイコンがあり、「カナ」だと各音の上に「ドレミ」が、「A」だと「CDE」が表示されます。

そして、ここが画期的。
「おばけ」のアイコンをポチッとすると、その音名表記が消せます

読めたつもりになっていても、意外と「ドレミ」などが書いてあると、そこに頼ってしまっていたりするんですよね。

そこで、「おばけ」アイコンで音名表記を消しておいて、パッと音を選んで読んでみて、「カナ」アイコンを選んで答え合わせをすれば、本当に読めているのか確認することができます。

順番に選ぶと、順番だからわかってしまうので、直感的に(あるいは適当に)音を選ぶと、より良い練習になります。

まとめて練習

リズムも音も読めるようになってきたら、どんな楽譜でもいいので、手を叩きながらドレミで歌ってみましょう。

ゆっくりなテンポでやってみたり、思いきり速くしてみたり、例えば1曲しか楽譜がなくても、練習の仕方はいろいろあります。
ちゃんと読めるようになったのか、確認作業をしておきましょう。

また、五線紙を用意して(お手製でも構いません)、実際に楽譜を書いてみるのも効果的です。
楽譜を写すことを「写譜(しゃふ)」と言いますが、自分の手で楽譜を書くと、より一層理解が深まります。

「ドレミ」と「リズム」両方を意識して、手元の楽譜を書き写してみましょう。

ドイツ音名

ドイツ音名のメモ

クラシックの共通言語・ドイツ音名。
「じゃ、ここB(ベー)吹いてる人出してー」「今日はEs(エス)の音階やりまーす」など、瞬時に反応できてますか?

ドイツ音名の並びがわからなかったり、それが「ドレミ」に置き換えられない人は、今のうちにしっかり覚えておきましょう。

また、クラリネットは移調楽器ですので、吹奏楽やオーケストラで使うドイツ音名と、ソロで使うドイツ音名が異なります。
ある時は「B(ベー)がド」だし、ある時は「C(ツェー)がド」になるのです。

そもそも、吹奏楽・オーケストラ出身者だと、「ピアノのドはC(ツェー)である」ということを知らない方が多くいるので、先程書いた「C(ツェー)がド」の意味がわからない方もいらっしゃるかもしれませんね。

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」を「B・C・D・Es・F・G・A・B」と考えるのは、合奏でクラリネットを始めて、そこでドイツ音名と出会った方の特徴ですが、「B(ベー)ってドでしょ?」なんてピアニストに言ったら、ほぼ確実に「は???」と思われてしまいます。

本来は「C(ツェー)・D(デー)・E(エー)・F(エフ)・G(ゲー)・A(アー)・H(ハー)」ですので、知識として知っておきましょう。

覚えることが多いので、少し面倒かもしれませんが、私は両方の考え方ができることを「ちょっとお得」と思っています。
なぜなら、フルートやオーボエ、ピアノの人などが、考えもしない知識を持てているからです。

と、散々書いてきましたが、吹奏楽やオーケストラで吹くことが主体の人は、まずは「B・C・D・Es・F・G・A・B」をすらすらと言えるように、言われた音を瞬時に吹ける回路を作っていきましょう。

「ベー」って「B」なの?「B♭」じゃないの?

先程まで書いてあった「ベー」について、疑問に思われた方もいると思うので、補足しておきます。

ドイツ語だと「B」は「ベー」と読みます。
そして、「シ」の音は「H(ハー)」で、「B」は「シ♭」を表します。

一方、英語圏では「B」は「ビー」で、「シ」の音を表しますので、「シ♭」の時は「B♭(ビーフラット)」と書きます。

ドイツ音名を共通言語にしていれば「B」は「シ♭」なのですが、英語を使っている方には「シ」に見えてしまうため、わかりやすいように「B♭」という表記をしています。

ですので、「ベークラリネット」は「B♭クラリネット」と書かれますが、本来の「ベー」は「B」が正解です。

音楽用語(楽語)

楽語の一覧

楽譜に書いてあるイタリア語や英語、ドイツ語・フランス語など「なんか書いてあるなー」と、スルーしたことはありませんか?

「D.S.(ダルセーニョ)」や「Coda」などは、曲の進み方に関わるので、無視するわけにはいきませんが、「dolce」や「sub.」、曲の最初に書いてある「Maestoso」などなどは、気にしなくても吹けてしまいます。

しかし、書いてあるということは、必要だから・やってほしいから書いてあるわけです。
絶対に気にしないといけません。

できれば、音楽用語辞典で調べていただきたいですが、購入するとなるとそれなりにお高いので、インターネットで検索しても大丈夫。
何か書いてあったら、すぐに調べるくせをつけておきましょう。

そして、すかさず楽譜に書き込んでおくといいですね。
さらに、メモ帳やノートなどで、自分なりの楽語辞典や楽語表を作るのもいいかもしれません。

ともかく、書いてあることを放置しないようにして下さいね。

楽器が吹けなくてもできる練習はいろいろある

「練習なんて、クラリネットがなきゃできないよ」と思っていた方々も多いと思いますが、楽器を吹く以外にも、できる練習がいろいろあることが、わかっていただけましたか?

幼少期にピアノなどを始めて、音楽の基礎が身についていれば、お伝えしたような基礎練習は必要ないかもしれませんが、部活などでスタートした方の場合、「今まで乗り越えてはきたけど、実はわかっていないことがあるかも…」という方も多いのではないでしょうか。

クラリネットが思うように吹けない今だから、やれることがあります。

やり方は、あくまでも一例ですので、自分にあった身につけ方で、どんどん基礎力を上げていって下さいね。

クラリネット無料体験レッスン クラリネット無料体験レッスン
基礎 基礎練習 音楽の知識
合奏 215
クラリネットの吹き方 143
音楽の知識 67
演奏技術 32
読譜 28
運指 23
リード 21
イベント 18
拍子 18
リズム 18

全476件 1〜16件目を表示中

最新記事一覧
レッスン日誌一覧
アンサンブル一覧
講師ブログ一覧
クラリネットイベント一覧