自分のパートを自信を持って演奏しよう
2020年9月28日、今年5回目の初級者アンサンブルが行われました。
今回も1名お休みでしたが、他の皆様にはご参加いただけて、講師含めて4名でのアンサンブルとなりました。
前回やったことにプラスして、このメンバーならではの演奏をしていきましょう。
演奏曲目
- 星に願いを
- 小さな世界
周りが聴けるようになって気になってくること
どちらの曲も、だんだん慣れてきて、まとまりのある演奏になってきました。
慣れてくると、自分のパートと向き合って一生懸命吹いていた状態から、徐々に他のパートの音が聴けるようになりますね。
すると、ここで新しく問題が発生してきます。
誰かが間違えて入ったりすると、それが耳に入ってきてしまい、自分が吹いていることに対して、途端に自信がなくなってきて、吹き続けることができなくなってしまうのです。
間違えて入る方は自信満々、正しく吹いている方の方がなんだか不安…となることが多く、思っていたところと違うタイミングで音が聞こえてくるため、合っていた方がなんとなく消えてしまう、ということに繋がってしまいます。
周囲に気を配れるようになったからこそなので、良いことなのですが、ちょっと困ってしまいますよね。
不安にならずに済むくらい練習しよう
これを解決するには、やはり自分が吹いているパートについて「絶対合っている!」と自信が持てるまで、練習を重ねることが大切になってきます。
ずれて入ってしまった方が「おや…もしかしたら自分はずれているかもしれない…」と気づけるポイントが必ずあるはずですので、そこまでしっかり自分を保って演奏し続けられるようにしていきましょう。
頭の中で、各拍子の指揮棒の動きを想像しながら演奏できると、カウントに対して自信が持てるはずです。
さらにできると良いこと
指揮者のいないアンサンブルでは、ずれてしまった時によりどころがありません。
先程もお話したように、合っているという確証を得て、自分のパートをしっかり吹き続けることが一番大切なのですが、どうしてもずれから戻れない(気づかない)でそのまま吹き続けているパートの方がいらしたら、そちらに合わせるという判断が必要になることもあります。
ただこれは、ある意味賭け。
人数が多くなればなるほど、「ずれている人」「それに合わせようとする人」「正しく吹き続けている人」がばらけます。
想像しただけでも恐ろしいですね。
最終的には、当然と言えば当然ですが、「ずれないこと」「ずれた人がすぐに気づけること」が大切になってきます。
自分を信じて吹き続けよう
各自が自信を持って吹けるまで練習することは、ずれること自体が避けられますし、仮にずれてしまっても、気づいて元に戻れたり、曲の骨組みが崩れずに済むことを意味します。
先述の通り、ずれてしまった時にずれた、と気づけるのは、周囲が聴けるようになってきた証拠。
そこで動揺せずに吹けるよう、メトロノームをかけてしっかり練習しておきましょう。
いざ合わせる時は、「私が曲をキープする」くらいの気持ちで演奏して下さいね。