月1回のアンサンブルでもすぐに勘を取り戻すには
2021年11月18日、第53回目のバンドアンサンブルが開催されました。
昨年12月までベースを弾いてくれていた方が、今年に入って参加できなくなってしまったため、今日からは新しいベーシストが参加してくれることになりました。
実は、ずっと前に講師と一緒にクラリネットを吹いていたことがある方なので、このような形での再会は、いろんな意味で楽しみです。
先月お休みだった方が、今日はご参加いただけるということで、「今日はB♭クラリネットが3名だ!」とワクワクしていたのですが、お一人がおうちの都合でお休みになってしまいましたので、本日はB♭クラリネット2名・ベース・ドラム・ピアノ(1曲だけバスクラリネット)の5名で演奏していきます。
演奏曲目(順不同)
- CATSメドレー
- POP STAR
- I Am The Walrus
- Another Day of Sun~From La La Land~
- Step and Go
演奏を楽しむために寒い時期に気をつけること
日中はまだまだ暖かいものの、朝晩は冷え込むようになってきましたね。
そうなると気をつけたいのが、クラリネットの管内に溜まる水です。
夏場は、外気が暖かい(暑い)ので、楽器も温かい状態で保管されていることが多いと思います。
その場合は、クーラーなどでクラリネット本体が極端に冷えたりしない限りは、練習していても、そこまで急に水が溜まることはありません。
しかし、冬場は楽器を持って外を移動するだけでも、相当管体が冷え込んでしまうため、そこに温かい呼気を吹き入れると、一瞬で結露してしまい、水が管内を流れ落ちることになります。
特に、「音程が低いから」と、ふーふー息を入れたりしたら、あっという間に水が溜まってしまいます。
水が一旦ホールから出てしまうと、雑音にもなりますし、気になってしまって、演奏に集中できません。
こまめな掃除は、クラリネットを演奏する時には常に気をつけていなければなりませんが、冬場は特に、吹き始めてすぐに掃除をすることを心がけましょう。
月1回のアンサンブルでもすぐに勘を取り戻すには
どのアンサンブルクラスもそうですが、月に1回しかみんなで集まる機会がありません。
各クラス2時間ありますが、前回やったことを思い出すことに時間がかかってしまっては、みんなで合わせることを楽しめませんし、先に進むことができません。
そこで、練習が始まってすぐに、「アンサンブル勘」を取り戻せるように、1ヶ月を過ごす必要があります。
- 録音を活用する
- 必ず通し練習もする(長い休みもきちんと数える)
- 他のパートを想像しながら吹く
- 他のパートを吹いてみる
- スコアを見ておく
- 音源を聴く
などなど、1人で吹いていても「個人練習に終始しない練習」を心がけましょう。
また、アンサンブルクラスが行われてから、次に練習するまでの時間が空いてしまうと、思い出すことに時間がかかったり、できたことがすっぽ抜けてしまったりします。
なるべく早い段階で練習に取り組み、みんなでやったことを定着させるようにしましょう。
一度やっておけば、その後多少時間が空いても、すぐに思い出すことができます。
ただし、心配であれば、定期的に思い出す作業をしておくといいですね。
次回は全パート揃うことを願って
今回も全パートは揃わなかったものの、やはりドラムとベースが揃っていると、アンサンブルの楽しさは倍増しますね。
ベースの方には、とても細やかに演奏していただけて、今後がますます楽しみになりました。
このクラスは特に、生活が変わられたりして、一時的に参加いただけなくなってしまったメンバーが多いので、少し寂しいですが、次回は今日よりも多い人数で演奏をできるよう、願っています。
またみんなで楽しく演奏しましょう!