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クラリネットアンサンブルがより楽しくなるコツ

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久しぶりのアンサンブルを楽しむ初級者アンサンブルメンバー

2021年4月26日、今年2回目の初級者アンサンブルが行われました。

年明け早々のクラス後に発表会出演して以来なので、皆さんちょっと緊張されているご様子でしたが、楽しみにして下さっていたようですので、今日は久々のアンサンブルを満喫していただけたらと思います。

発表会には4名参加のご予定ですが、ご都合で1名お休みでしたので、B♭クラリネット3名と通し練習の時だけ講師も参加してのアンサンブルとなりました。

今回からの演奏曲は、エルガー作曲『愛の挨拶』です。

本番に出演して得られたもの

マスク越しでも笑顔いっぱいの初級者アンサンブルメンバー

1月の発表会に出演された皆様。
同じメンバーで7月の発表会にも出られる予定です。

やはり、何十回も練習を重ねるのと同じくらい、1回の本番を経ることで、強固な団結力が生まれますね。

それぞれの心の距離感というのは、演奏に顕著に表れます。

同じ本番を経験されたことで、前回を大幅に上回るまとまりが、今後のアンサンブルにも反映されるはず。
楽しみですね。

クラリネットアンサンブルがより楽しくなるコツ

久しぶりのアンサンブルを楽しむ初級者アンサンブルメンバー

今回も、奏者は4名ですが、三重奏の楽譜をご用意しました。

使用するのは、このクラスのために準備した楽譜なのですが、クラリネットアンサンブルをより楽しんでいただくための仕掛けがしてあります。

アンサンブルや合奏は、人と合わせることが醍醐味ですが、ただ単に一緒に吹けば合わせたことになるか、と言われれば、そうではありません。

例えば、パート間のメロディーの受け渡しであったり、ちょっとした部分の同じ動きであったり、そのような細やかなところに気を配り、他のパートを気にすることで、本当の意味で「合わせること」ができるようになります。

合わせられれば当然、アンサンブルの楽しさは増します。

そのためには、自分が吹いているパート以外のパートを、きちんと知りましょう

今回の楽譜の仕掛けは、ここにあるのですが、「メロディーパート」「伴奏パート」と分けたアレンジではなく、全パートに同じメロディー・同じ伴奏が振り分けてあります。

そうすることにより、自分のパートを練習しているだけで、メロディーも伴奏も吹くことができ、自分がメロディーを吹いている時は伴奏パートに、伴奏を吹いている時はメロディーパートに、気を回しやすいようにアレンジしました。

もちろん、どのパートも完全に同じとはいきませんが、他パートが何をやっているかの想像はつきやすいはずですし、今回もスコア形式の楽譜をお渡ししていますので、「自分は自分」にならずに周囲を聞けるように、練習を積んでいきましょう。

今回のような、メロディー・伴奏ミックスのアレンジでなかったり、自分のパートしか書かれていない楽譜の場合は、率先してスコアを見たり、合わせる時には他パートが何をやっているかに、アンテナを張ることが必要になってきます。

ケアレスミスをなくしていく

久しぶりとなった初級者アンサンブルでしたが、皆さん「アンサンブルに対する勘」と「アンサンブルの感覚」がかなり身についてきているようで、スタートから1時間半後には、かなりまとまりのある演奏になりました。

ただ、まだまだ音間違い・リズム間違いが多く、それによって動揺してしまったり、違和感を感じたりで、演奏がぶれてしまうこともしょっちゅうでしたので、各自しっかり「今日間違えた音・部分は二度と間違えない」という意識で、個人練習に臨んでいただけたらと思います。

そして、次回はさらに「アンサンブル」を楽しめるようにしていきましょう。

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