アンサンブルごとに明確な目標を持とう
2022年3月24日、第56回目のバンドアンサンブルが開催されました。
前回まで使っていた施設が閉館し、今回からは以前使っていたスタジオに戻ることとなりました。
なんと2年ぶりに戻ってきたのですが、「以前使っていた時から2年経った」という感じがしないことに震撼しつつ、懐かしい場所でまた楽しく演奏していきましょう。
今回は、各パート揃う予定だったのですが、急遽お一人いらっしゃれないことになってしまったので、先月同様B♭クラリネット2名・ベース・ドラム・ピアノの計5名で演奏していきます。
演奏曲目(順不同)
- POP STAR
- CATSメドレー
- Another Day of Sun~From La La Land~
- I Am The Walrus
- Step and Go
目指せ!ライブ開催
一時期は、クラリネットだけで5・6人ご参加いただいていたこともあった、このアンサンブルですが、おめでたが重なったり、お仕事で遠方に行かれた方がいらっしゃったりで、すっかり少人数のアンサンブルになってしまいましたね。
そして、世間のあおりを一番受けているのがこのバンドアンサンブルで、約2年半ほど発表の機会を作れていません。
ご参加の皆さんのモチベーション維持のためにも、演奏を聴いて「一緒に吹きたい!」と思って下さる方を探すためにも、今年はライブが開催できたらいいなぁと、しみじみ思います。
自分達の意思だけでは、まだまだどうにもならない部分も多いのですが、今年こそ久しぶりのライブができたらいいですね!
アンサンブルごとに明確な目標を持とう
さて、このバンドアンサンブルは、他のアンサンブルクラスと違い、1曲(もしくは2曲)を掘り下げて精度を上げていくのではなく、参加者がやりたいと希望を出した曲を、複数曲(現在は5曲)通して演奏するスタイルを取っています。
ポップな曲も多いので、演奏しているだけでも楽しいのですが、「みんなで合わせられて楽しい」から一歩進んだ、「完成度が高いからこその楽しさ」も目指したいと思っています。
これは、吹奏楽などでも言えることで、ただ「複数人で一緒に吹くだけの楽しさ」から、ハーモニーの美しさであったり、縦の線がぴたっと揃うことなど「精度の高い演奏の楽しさ」を求めることができれば、奏者だけでなく、聴いている方々にもその楽しさが伝わる演奏ができるようになります。
そのために今回は、アンサンブルを始める前にクラリネットのお二人に「今日の目標はどうしますか?」とお聞きしてみました。
実は、今までそのようにはっきりと質問したことはなく、お話したとしても「各自目標を持って吹きましょうね~」くらいでしたが、今日はあえて言葉にしていただきました。
具体的な目標を据えることは、その部分への集中力が必要ですので、それに伴い、自分のパートや、曲とバンド全体への集中にもつながります。
自分がやるべきことのみにがっと集中してしまっては、周りが全く気にならなくなってしまうことになってしまいますので、集中もほどほどにしなければいけませんが、目標を決めた時と、なんとなく演奏している時では、音楽の聞こえ方が違うはずです。
また、目標が達成できる喜び、うまくできなかった時の反省など、全てが演奏力・合奏力の向上に直結しますので、アンサンブルの回ごとに、ぜひはっきりと目標を決めて臨むようにしてみましょう。
今までとはまた違った楽しさが感じられますよ。
そろそろ新曲挑戦!?
ワープした感のある2年間のせいで、なかなか新曲への挑戦もできていませんが(なにせライブという区切りもないので)、「前回の第2回ライブで演奏した曲を、そろそろ終わりにしようかなと思っています」と、ご相談を受けました。
終わる曲があるということは、新曲を始めないといけませんね。
バンドアンサンブルで新しい曲を始めるのが、あまりにも久々すぎて、いろいろな面で講師もドキドキですが、知らない曲に出会えるというのはワクワクもします。
吹き納めも新曲挑戦も、数か月後になるとは思いますが、楽しみに過ごしていきましょう!