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アンサンブルで周囲に気を回せるようにするための練習

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配られたばかりの曲を真剣に演奏する初級者アンサンブルメンバー

2022年10月31日、今年10回目の初級者アンサンブルが行われました。

10月最後の一日も、良いお天気でしたね。

今日は、残念ながら急用でお一人お休みになってしまいましたが、体験参加の方がいらして下さいましたので、B♭クラリネット6名で演奏していきましょう。

前回から、次の発表会に向けて、久石譲作曲『人生のメリーゴーランド』の練習を始めましたが、「これだけだと短くない?」とのことで、もう一曲取り組むことになりました。

今月からは、アイルランド民謡『ロンドンデリーの歌』も、併せて練習していきます。

演奏曲の決め方

今回、新曲を追加するにあたり、選び方についての多少のアドバイスはしましたが、講師は全くタッチせず、皆さんで曲を選んでいただきました。

ここ最近は、他のクラスでも同じように決めていただいていて、それぞれのクラス・メンバーに合ったやり方があると思いますが、みんなが積極的に取り組めるように、なるべく「総意」に近い曲を選べると良いですね。

お任せしているので、詳しいやりとりはお聞きしていませんが、1人1曲、もしくは2曲ずつ、演奏してみたい曲を挙げて、そこから投票、という形を取っていることが多いようです。

もちろん投票結果がばらけることもあると思いますが、自分が希望している曲ではない曲に決まっても、「新しい曲を知れるチャンス」と捉えて、楽しみながらアンサンブルしていただけたらと思います。

また、「好き」「吹きたい」ということ以外の着眼点も持てると、より成長できるきっかけにもなりますので、候補を挙げるのに迷った時などは、別の角度からも考えてみて下さいね。

アンサンブルで周囲に気を回せるようにするための練習

新曲の練習に取り組む初級者アンサンブルメンバー

『ロンドンデリーの歌』は本日初回、『人生のメリーゴーランド』は2回目ということで、当然まだまだ皆さん自分のパートに一生懸命ですね。

初級者アンサンブルの楽譜は、講師が編曲しているのですが、各パートにメロディー・対旋律(あれば)・伴奏(頭打ち・後打ち・ハーモニー)が、まんべんなく行き渡るように書いています。

そのようなわけで、全員がメロディーもそれ以外も吹くようになっていますので、今回は曲の作りが見えるような練習をすることにしました。

まずパート譜を見て演奏していただくのは、自分の楽譜をきちんと見て、正しく数を数えることをしてもらうためです。

スコアは、模範解答的なものですので、いきなり見てしまうと、数えられなくてもなんとなくメロディーを追ったりできてしまうため、いきなり使わずにちょっと我慢しましょう。

パート譜を追うことができたら(完璧でなくても大丈夫)、次はスコアを見て、自分と他のパートの楽譜を一緒に追いながら、誰が何をやっているのか、また、自身の担当パートとの関わりを把握していきます。

こうすることで、都合4回通したことになり、だいぶ自分以外のパートの様子が見え、楽譜通りに合わせた時に、聞こえ方が変わったはずです。

まだ、吹けないところや間違ってしまう部分もあると思いますが、それは個人練習をすることでできるようになっていきますので、「思うようにできないよ…」というのは、今のところそんなに重要ではありません。

それよりも、今日気がついたことや、見えてきた作りを、次回まで忘れないように、しっかり頭の中や感覚に留めておきましょう。

2曲の切り替えの難しさ

パートをどのように決めるか相談する初級者アンサンブルメンバー

今回の2曲は、調も拍子もカウントの仕方も曲調も、はっきりと違いますね。

聞いているお客さんは、がらっと変わる雰囲気が楽しいと思いますが、奏者にとっては難しいところ。

2曲続けて演奏した時に、前の曲を引きずってしまうことは、なかなかの高確率である話ですので、パッと切り替えて、どちらの曲も、曲の持ち味を存分に引き出した演奏ができるようにしていきましょう。

個人練習の時にも、たまに続けて通す練習もしてみて下さいね。

2曲練習する、というのも大変なことですが、次回アンサンブルで、各自の練習の成果を拝聴できることを、楽しみにしています。

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