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東京クラリネット教室第12回発表会

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全員笑顔の発表会集合写真

2024年2月18日、東京クラリネット教室第12回発表会が行われました。

第10回と第11回は7ヶ月あったのですが、今回は前回発表会からちょうど5ヶ月。

それでもアンサンブルクラスは6回行われましたが、やはり開催までの期間が2ヶ月違うと、皆さんの落ち着き具合がちょっと違いますね。

発表会まで「まだまだ先だな」と思いながら練習をするのと、「あまり時間がない!」と計画的に練習を進めるのと、どちらが合っているかは人それぞれですが、油断するのも焦るのも良くないことは確かです。

出演者の皆さんは、ソロ・アンサンブルに関わらず、ご自分なりに練習をしてきて下さいましたので、本番ではその成果を存分に発揮していただけたらと思います。

気持ち良く演奏なさって下さいね。

奏者の緊張と客席にいる人の緊張の関係

以前は、アンサンブルクラスのみがステージリハーサルを行っていましたが、第7回発表会からは、ソロもリハーサルができるようにしました。(ソロは希望者のみ)

出演者の皆さんには、ご自分のリハーサルに間に合うように来ていただければ大丈夫、とお伝えしていますが、余裕を持って行動される方ばかりなので、そこそこの人数が客席にいる中でリハーサルを進める形になっています。

ということは、ホールの中にクラリネット吹きがたくさん。

今からリハーサルを行う人に対して「頑張ってー」の気持ちだったり、「緊張するよねぇ…」と一緒に身構えたり、これからの自分のリハーサル&本番への緊迫感だったり、客席は実にピリピリした雰囲気でいっぱいです。

もちろん誰も意図的にやっているわけではないのですが、この客席の空気は、ステージに立っている人にダイレクトに伝わり、今まさに吹こうとしている人がガチガチに→それを感じた客席の人がまた張り詰めた空気を出す→奏者はさらに…という負のループにどっぷりはまってしまうことになります。

これは、自分がお客さんとして客席にいる時も同じで、「お知り合いが出る」「自分がステージに立つ気持ちになってしまう」などでついつい力が入ってしまいがち。

演奏する側は、どうしても緊張から逃れられないので、聴く側に回った時は、リラックスして舞台と向き合うようにしてあげて下さいね。

第一部

リハーサルが無事に終わったら、いよいよ開演。
ソロ演奏からです。

発表会でソロ演奏する生徒

美しきロスマリン(F.クライスラー)

前回発表会ではソロ演奏のトリを吹いていただきましたが、今回は一転してプログラム1番の演奏をお願いしました。

最初と最後では気持ちの持っていき方が全く違うので、大変だったかと思いますが、落ち着いた優雅な演奏を聴かせて下さいました。

同じフレーズの繰り返しは、簡単そうに見えて難しいのですが、聴いている人を飽きさせることのないよう、音楽作りにしっかり励まれましたね。

ゆったりした曲がお得意なので、次にどんな曲を選ばれるか楽しみにしています。

発表会でソロ演奏する生徒

5つのバガテルより 第4曲フォルラーナ(G.フィンジ)

以前から演奏してみたいとおっしゃっていた曲に取り組まれました。

8分の〇拍子の難しさに、悪戦苦闘されながらの練習・レッスンでしたが、本番は今までで一番ぴたっとはまった演奏になりましたね。

今回できるようになったことを、今後のソロやアンサンブルに活かしていただき、「何拍子でもどんと来い!」になるように、さらに練習を積んでいって下さいね。

次回はアンサンブルのみのご参加になりそうですが、またソロ演奏を聴かせていただけることを楽しみにしています。

発表会でソロ演奏する生徒

シチリアーノ(G.フォーレ)

ソロにアンサンブル(2組)にと、発表会でいつも大忙しの生徒さんです。(普段は楽団にも2つ入られています)

今回は、流れるような美しさが特徴の曲を選ばれました。

この曲は8分の6拍子でしたので、特に「付点八分音符+十六分音符」のはめ方が難しく、跳ねたようになってしまったり、逆にのっぺりした吹き方になってしまったりと、試行錯誤されながら仕上げに向けて頑張られ、本番では曲に合った自然な演奏をされました。

今回得たことを、ぜひ他の場での演奏に還元していっていただけたらと思います。

こちらの生徒さんも、次回はアンサンブルに専念されるとのことですので、次のソロ演奏の機会を心待ちにしています。

発表会でソロ演奏する生徒

メヌエット(W.A.モーツァルト)

発表会に出るからには、新たな課題に挑戦したい、といつも向上心をお持ちの生徒さん、「頑張ったらクリアできそうな曲」として、こちらをご提案しました。

前回はベートーヴェンのメヌエットを吹かれましたが、今回はモーツァルトのメヌエットです。

楽譜の前半と後半の音の細かさの違いで、練習はかなり大変だったかと思いますが、自分の得意・不得意を把握し、平均的に吹けるようにするための練習に励まれ、本番では堂々と演奏されました。

これからも「身になる曲」で、どんどんできることを増やしていって下さいね。

発表会でソロ演奏する生徒

イパネマの娘(A.C.ジョビン)

初めて発表会にご出演いただいた生徒さんです。

お忙しい中でしたが、早めに楽譜も手に入れられて、コツコツと練習を積んで下さいました。

聴いている分には、ウキウキ楽しい曲なのですが、演奏する立場だとその楽しさを表現するのが、なかなかの難しさでしたね。

初本番ということで、緊張もされたかと思いますが、練習の成果を存分に発揮された仕上がりとなりました。

演奏も楽しんでいただけたようで良かったです!
ぜひまた次回もご出演下さいね。

発表会でソロ演奏する生徒

糸(中島 みゆき)

ご自身の結婚式で、ご参加の皆様へのお礼として演奏したい、と選ばれた曲です。

全体的に音域が広かったり(跳躍が多い)、実際の歌と違って曲の2番にあたる部分は1オクターブ上がったりと、奏者泣かせの曲ではありますが、「ゲストにより良い演奏を聴いていただきたい」という思いのもと、練習に励まれました。

本番前に一度別の本番用に曲を仕上げる、ということは、実は結構大変なことなのですが、それでも心のこもった演奏を届けて下さいました。

さらに磨きをかけて、1ヶ月半後の本番では、聴いている方がうるうる来るような演奏をなさって下さいね。

発表会でソロ演奏する生徒

Top of The World(R.カーペンター)

元が歌の曲を選ばれることの多い生徒さん。
今回は、きっと誰もが知っているであろう、かわいくて楽しい曲を選ばれました。

歌では、歌詞があるので、同じメロディーの繰り返しでもあまり気にならないのですが、クラリネットは当然「歌詞による歌い分け」はできないので、その分表情のつけ方が難しかったと思います。

それでも、本番ではノリノリで演奏してくれました。

歌の曲で見につけた演奏法を、これからもますます磨いていって下さいね。

発表会でソロ演奏する生徒

めぐる季節(久石 譲)

「普段はジブリは選ばないのだけど」と、お友達のリクエストでご本人的にめずらしい曲を吹かれた生徒さんです。

よく耳にする曲なので、簡単そうな気がするのですが、吹いてみると跳躍だらけで実は難しい1曲。

今回もやはり「発表会出なくてもいいですか?」としばらくおっしゃっていましたが、心を決めてステージに立って下さいました。

お友達に客席で聴いていただくことは叶いませんでしたが、きっと心を込めた演奏は届いていたことと思います。

これからもいろんな曲を演奏していって下さいね。

発表会でソロ演奏する生徒

美女と野獣(A.メンケン)

「某テーマパークの新アトラクションがとっても素敵だったから、この曲がどうしても吹きたい!」と、熱望してくれた高校生です。

有名な曲ですが、今回取り組まれたアレンジはちょっとひねりが加わっているというか、絶妙に複雑で難しく、正しく譜読みをすることも大変だったと思います。

それでも、本番が近づくにつれ飛躍的な上達を見せてくれて、リハーサル・本番共にとても素敵な演奏を聴かせてくれました。

4月からは受験生ということで、しばらくクラリネットをゆっくり吹く時間はないかと思いますが、またステージに戻ってきてくれることを楽しみにしています。

発表会でソロ演奏する生徒

クラリネットソナタより 第1楽章(C.C.サン=サーンス)

今回、初めての発表会出演となった高校生です。

録音審査のオーディションに提出する曲として、よくコンクールなどの課題曲にも選ばれるこちらの曲に取り組まれました。

ピアノ伴奏のソロ曲は初挑戦な上、音大生なども勉強する楽曲ということで、譜読み~曲作りには時間をかけて、曲としっかり向き合う日々でした。

その成果が出て、本番はとても素敵な演奏となりましたね。

オーディションも、良い結果につながるよう念じています!

発表会でソロ演奏する生徒

バッハによる30のエチュードより 第15番Adagio(F.エオー)

音大2年生の生徒です。

バッハがヴァイオリンのために書いた練習曲を、クラリネットの無伴奏で演奏されました。

クラリネットとヴァイオリンでは、当然難易度が違い、かなり難しい曲でしたが、それを難しいと感じさせない演奏は、日々こつこつと練習を積んでいる証でしたね。

以前もお話した通り、フランス人の先生に師事している彼女。
東京クラリネット教室の発表会で演奏してくれる曲は、たまたまドイツものばかりなので、次こそフランス人作曲家の曲を聴かせて下さいね。

第二部

休憩のあとは、アンサンブルステージです。

発表会で演奏する初級者アンサンブルメンバー

アヴェ・ヴェルム・コルプス(W.A.モーツァルト)
いつか王子様が(F.チャーチル)

まずは初級者アンサンブル。

前回の出演者は3名だけで、少し寂しかったのですが、お休みされていた方が戻ってきて下さって、4名での演奏となりました。

今回も本番ならではのアクシデントはありましたが、それでも曲の途中でしれっと元に戻れるようになったあたり、初級者アンサンブルの皆さんの底力が上がってきていることを実感する演奏でした。

もっともっと周りを聴けるようになっていただき、アンサンブルをさらに楽しんでいっていただけたらと思います。

発表会で演奏する中級者アンサンブル・チームかるがものメンバー

バレエ組曲『くるみ割り人形』より 序曲・行進曲・金平糖の精の踊り・ロシアの踊り・アラビアの踊り・中国の踊り・花のワルツ(P.I.チャイコフスキー)

今回初出演の中級者アンサンブル・チームかるがもです。

昨年9月に3名で発足しましたが、すぐにお一人加わって下さり、初舞台は4名でのアンサンブルとなりました。

短いながらもたくさんの曲数があり、練習も合わせも大変だったと思いますが、それでも本番では1曲目から「おぉっ!」という演奏を聴かせて下さいました。

それぞれの曲の特徴もしっかり吹き分けられていて、初本番ながらまとまりある仕上がりでした。

次回はバスクラリネットのお手伝いも入って下さるとのことで、新しいサウンドを楽しみにしています。

発表会で演奏する中級者アンサンブル・チームぞうさんのメンバー

Caprice for Clarinets(C.グランドマン)
アメイジング・グレイス(賛美歌)

3番目は、中級者アンサンブル・チームぞうさんです。

吹奏楽のようなサウンドが特徴の曲と、賛美歌が途中でブルース調に変化する曲という、全く雰囲気の違う2曲に挑戦されました。

譜面はそこまで複雑ではないものの、「アンサンブルをする」という点で、突き詰めれば突き詰めるほど難しくなる、という楽曲でしたが、本番ではのびのびとした演奏を聴かせて下さいました。

次回発表会に向けて、さらに絆を深めていって下さいね。

発表会で演奏する中級者アンサンブル・チームくらげのメンバー

ある冬の日、子ぎつねの物語(鈴木 歌穂)

中級者アンサンブル最後は、チームくらげです。

本番3週間前に、お一人出演できないことになってしまい、大慌てでお手伝いをお願いすることになりました。

ただでさえ楽譜が黒く、合わせるのが難しい楽曲な上、タイミング的にこのメンバーで集まれるのは発表会前日のみというなかなかハラハラな状況でしたが、きっと皆さんいつも以上に感覚を研ぎ澄ませて本番に臨んでいただき、ずっと一緒に練習してきたかのような演奏となりました。

今回のこの結束を、次回以降のアンサンブルにも活かしていって下さいね。

発表会で演奏する上級者アンサンブルメンバー

『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲(P.マスカーニ)
キャラバンの到着(M.ルグ)

アンサンブル最後は、上級者アンサンブルです。

どちらも有名で、「あ、聴いたことある!」という曲ながら、曲調が全く違う2曲を披露されました。

リハーサルから、他のクラスにはない余裕をまとった皆さんでしたが、本番でもさすがの演奏でしたね。

2曲目は、上級者アンサンブルの前身「合奏経験者向けアンサンブル」でも取り組んだ曲でしたが、その時の演奏からパワーアップした仕上がりとなりました。

次の発表会で演奏される曲も、楽しみにしています。

講師演奏

生徒の皆さんの素敵な演奏のあとは、講師演奏です。

発表会の講師演奏

今回の伴奏も、齋藤 利理子さんにお願いして、W.A.モーツァルト作曲『クラリネット協奏曲 イ長調 K.622より 第1楽章』を演奏しました。

「ほとんどのオーディションで課題になるのでは」というくらい、専門的にクラリネットを学んでいる人にとっては定番中の定番のこちらの曲は、本来はバセットクラリネットというクラリネットをさらにまっすぐ長くした楽器向けに書かれたものですが、楽器自体があまり一般的ではないので、通常はA管(あーかん)と呼ばれる、普段皆さんが吹いているクラリネット(B♭管)より少し(半音分)長い楽器で演奏されます。

モーツァルトの友人に、クラリネットの名手がいたそうで、その人のために書かれた、とにかく地味に難しいこの曲。

曲が書かれた時代のクラリネットなんて、もっと楽器がシンプルでほとんどキーもなかったはずなのに、どうやって吹いていたのだろう…という疑問しか湧きませんし、「その友達さえいなければ、私はこんなに苦労しなかったのに…!」と、ついつい逆恨みモードに入ってしまう曲ですが、練習を重ねていくうちに、だんだんとおもしろく感じられてくるから不思議です。

元は、オーケストラで演奏される伴奏を、ピアノに書き換えてあるので、ピアニストも大変な曲なのですが、きっちり弾いてくれる齋藤さんなので、「モーツァルトより、ドビュッシーやシューマンの方が何倍もいい!」と思っている私も、楽しく演奏することができました。

今は、動画などでバセットクラリネットの演奏を見ることができますので、ぜひオリジナル楽器(とはいえ、モーツァルトの時代とは大違いですが)での協奏曲も聴いてみて下さいね。

発表会で得たものを今後に活かそう

初めて発表会に出演された方も、もう何回も出られている方も、本番に向けて曲を仕上げていく中で、自分の得意に気づいたり、これからの課題が見つかったりということがあったと思います。

得意をますます伸ばし、課題を克服すれば、今よりももっともっとクラリネットを自由に操れて、楽しく演奏することができます。

また、「発表会」という具体的な目標に向けて練習していくこと自体、練習の進め方や内容を具体的に考えて実行する、という経験となり、得られるものも大きかったはずです。

せっかくなので、「発表会に出た!頑張った!」ということだけに留まらず、今回出演したことを、今後のクラリネット演奏に活かしていっていただけたらと思います。

そして次の発表会では、今回客席にいらした生徒さん達にも、ぜひご出演いただけるよう、願っています。

ご出演の皆様、ご来場いただいた皆様、スタッフの方々、今回もありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

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発表会
合奏 326
クラリネットの吹き方 175
基礎練習 154
音楽の知識 68
クラリネット 51
基礎 43
演奏技術 32
読譜 32
吹奏楽・オーケストラ 29
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