録音を活用してどんどん修正していこう

2020年12月21日、今年8回目の初級者アンサンブルが行われました。
こちらのクラスも年内最後となります。
今回も、発表会参加予定の方々が全員ご参加下さったので、B♭クラリネット4名でのアンサンブルです。
今日も本番に向け、演奏と共に立ち居振る舞いにも慣れていきましょう。
演奏曲目
- 星に願いを
- 小さな世界
演奏以外の準備をしておこう
前回、入場→チューニング→演奏→退場、の流れを初めてやったわけですが、未知のことをやるだけで、緊張感は増しますね。
そのような練習は、意外とあえてやることなく本番になってしまうことが多いですが、舞台に乗った経験が少ない方は、ぜひともあらかじめやっておきましょう。
当日入場する順番でおたおたしたり、「チューニングって何の音!?」と焦ることなども避けられますし、音楽以外の部分に気を回さず済めば、演奏に集中できます。
本番さながらにやる、というのは、ちょっと気恥ずかしかったりもしますが、本番のイメージトレーニングには最適ですので、最低1回、できることなら通し練習のたびにやっておくと安心ですね。
録音して練習に活用しよう

だいぶ演奏もまとまってきたので、今日はあと一息、演奏の格上げを目指しましょう。
そのためにも、客観的に演奏を聴くことはとても大事。
例えば強弱一つ取っても、「ここはメゾピアノで、クレッシェンドして次はメゾフォルテで…」と意識しながら吹いた時に、自分達は楽譜を見ているのでそうやっているように聞こえるのですが、全くなんの情報もない方達に伝えるには、思っている以上に大げさにやらねばなりません。
そして、それをお客さんの立場で知るためには、録音することが効果的です。
今は手軽にスマートフォンなどで録音・再生ができますし、録ってその場で確認、をみんなですることができますね。
そして、確認して気になった部分を練習し、また次の通しの時には録音して、きちんと修正ができているかをその場で聴いてみましょう。
できていれば先に進めますし、「もっとできるかも」と思えば、再度練習→録音を繰り返して、どんどん大きな表現を目指していけば、聴いている人にしっかり伝わる演奏ができるようになります。
また、今回は強弱を例えとして挙げましたが、「音が飛び出して聞こえる」「思った以上にこの音聞こえないな」「なんかブチブチしてるかも」などなど、他にも気になる部分をしっかりチェックして、改善していきましょう。
普段の練習も録音してみよう

今回は、2回録音し、最初の演奏はその場で聴いていただきました。
正直なところ、思っていた演奏とは違ったのではないでしょうか。
その後、気になった点を取り出して練習したので、2回目の録音はだいぶ良くなってきていましたが、皆さんでしたらまだまだ良くすることができます。
2週間後には、もう1月のアンサンブルです。
ご自身の練習も録音してみて、細かな修正をしておいて下さいね。