曲ごとの演奏目標を決めて取り組もう

2022年9月29日、第62回目のバンドアンサンブルが開催されました。
こちらのアンサンブルは、10日前に開催された第9回発表会の出演者・お客様・スタッフが揃っているので、まずは「この前はありがとうございましたー」というご挨拶から。
バンドアンサンブルの発表の場は、まだちょっと見えませんが、できる日を信じて、今日も楽しくかっこよく演奏していきましょう!
今日の参加者も、B♭クラリネット3名とベース・ドラム、ピアノの計6名です。
演奏曲目(順不同)
- Another Day of Sun~From La La Land~
- I Am The Walrus
- ホールニューワールド
- CATSメドレー
- Step and Go
演奏する順を考えてみよう
バンドアンサンブルでは長らく、「はい、次はどの曲やりますかー?」と、その都度確認して演奏をする、という形でその日のクラスを進めてきました。
ただそれだと、なんとなく後回しになる曲が決まってきてしまうので、今日はいつもと変えて、最初に全体の組み立てを考えてみることにしました。
まずは、「今日最後にどの曲を演奏して締めたいか」です。
「あぁ、最後にこの曲が残ったか」ではなく、「これを終わりにやりたい」と考える方がポジティブですよね。
その後は「じゃあ、この曲の前には何がやりたいですか?」と進めていって、最後の2曲になった時に「どっちを今日のオープニングにしたいですか?」とお聞きして、演奏順が決定です。
これだけでライブ気分、というのは大げさですが、ちょっといつもと違う雰囲気になりますね。
曲ごとの演奏目標を決めて取り組もう

先月は、「1回目の通しの際はテンポを落として演奏する」と決めて、細部に気を配りながら通してみました。
今回は「1曲ごとに、何に気をつけながら吹くか」という点を、それぞれが出し合ってから演奏することに。
以前、個人個人で「今日の目標」というのを決めて、合わせに臨んだことはありましたが、曲ごとに目標を決めるのは初めてですね。
ここで大切なのは、誰かだけが言うのではなく、みんなで意見を出す、ということ。
どうしても、自分の見てるものというのは、一方からの目線になりがちです。
しかし、他の方の気になっている点を知れると「なるほど!そういう見方もあるか!」と、多角的に音楽と向き合うことができるようになります。
自分の視野も広がり、具体的な目標があることで、音楽にも集中できる、といいことづくめなわけです。
これからもぜひやっていきたいですね。
クラリネット全員底力アップ中

曲が終わったあとに、都度「目標通りできましたかー?」とお聞きしましたが、できたりできなかったり、はたまたそれを気にしたら、他の部分がおざなりになってしまったりと、やはり「どこもかしこも納得の演奏!」というものが難しいことを、改めて感じましたね。(私も含め)
でも、「みんなで合わせるのって、なんて楽しいんだろう!」と、毎回・毎曲思いますし、クラリネットの皆さんのお一人ずつの技術力がアップしていることと、まとまりという点での演奏力の向上も、ひしひしと感じています。
また来月も個人の目標と、全体の仕上がり目標を決めて、さらに良い演奏をしていきましょうね。