クラリネットアンサンブルの受け渡し力を磨く

2023年10月18日、第2回目の新中級者アンサンブルが行われました。
あっという間に発表会からちょうど1ヶ月&残り4ヶ月です。
先月から始まったこちらのアンサンブルは、前回は3名のメンバー中2名のご参加でしたが、今回は全員ご出席いただけた上、お一方体験参加の方がいらして下さいましたので、B♭クラリネット4名で演奏していきます。
B♭クラリネットだけのアンサンブルは、独特の難しさがありますが、今日は初の全員揃ってのアンサンブルですので、楽しく合わせていきましょう。
演奏曲は、チャイコフスキー作曲『くるみ割り人形』より8曲抜粋です。
中級者アンサンブル恒例のグループ名決め
初級者アンサンブル・上級者アンサンブルは各1クラスずつですが、中級者アンサンブルはこちらのクラスで3つ目。
「中級」と言ってもどのクラスかわからない状態ですので、区別をつけるために既存のクラスでは「ぞうさん」「くらげ」と、動物の名前をつけていただいています。
このクラスの参加者の皆様にも、あらかじめ「何の動物がいいか検討しておいて下さいね」とお伝えしてありましたので、それぞれ考えてきて下さいました。
他のクラスでもそうでしたが、いろいろな着眼点で「これがいいと思う」と話して下さるのは、とても興味深いですね。
そんなわけで、こちらのクラスは「チームかるがも」と命名されました。
以後、お見知りおき下さいね。
クラリネットアンサンブルの受け渡し力を磨く

今回使っている楽譜は、クラリネット三重奏用に編曲されたものなのですが、例えば「1番がずっとメロディー」というわけではなく、全てがバランス良く回ってくるようになっています。
とある曲で、メロディー・(メロディーの)ハモリ・伴奏の3パートがあった時、
- 1st→メロディー・ハモリ・伴奏
- 2nd→ハモリ・伴奏・メロディー
- 3rd→伴奏・メロディー・ハモリ
と言ったように、受け持ちがフレーズごとに移っていくように書かれているのです。
そうなると、求められるのが「受け渡しの力」です。
メロディーはもちろんのこと、それ以外を担当している場合も、ごく自然に受け渡し、受け取る必要があります。
そのためには、自分の前後で誰が同じことを吹いているのかを、きちんと知っておきましょう。
知らないことには、もらうことも渡すこともできません。
今使用している楽譜は、スコア形式で書かれていますので、一目瞭然なのですが、とはいえなかなか他のパートに気を回すのは難しいと思いますので、くれるパート・あげるパートを書き込みしたりして、しっかり把握するようにしましょう。
また、耳で意識するためには、「メロディーの人だけつなげて吹いてみる」「それ以外のパートで通してみる」というやり方が、非常に効果的です。
その時には、受け渡してくれる人の音量や吹き方をきちんと聴いておいて、同じように聞こえるように受け取ることを心がけて下さい。
理想は、「あ、今あの人が吹いている!」とお客さんに伝わるのではなく、「あれ?なんかメロディーがさっきと違う方向から聞こえてくる気がする…」と思ってもらえるくらい、どのパートもさも1人で吹いているように聴かせることです。
しかしこれは、個人練習の時にどうにかしようと思っても、相手があってのことなので、練習のしようがありません。(もちろん意識はして練習して下さいね)
みんなで集まれる時には、耳も目もフル稼働して、受け渡し・受け取りの力をどんどん向上させていきましょう。
まとまりの意識と同時に曲の作り方も考えよう

このメンバーで集まってのアンサンブルは初でしたが、吹き方もなんとなく似ていて、先程お話したように「ん?今はどなたがメロディーだ?」と思うこともしばしばでした。
とても良い傾向なので、残りあと4回(!)、さらに磨きをかけていきましょう。
1曲は短いものの、曲数が多くて練習の配分が大変かと思いますが、仕上がりがまんべんなくなるように、うまく計画を立ててみて下さいね。
来月は、それぞれの曲の特徴が出せるようにしていきましょう。