音大受験当日に向けて準備しておくこと

1,843PV
アンサンブルで使用しているスタジオ

年末になり、いよいよ音高・音大受験の一般入試が近づいてきました。
受験生の方々は、日々演奏技術向上のために頑張っていることと思います。

受験日当日、「持てる力以上のものが発揮できた!」という「運任せ要素」はもちろんなく、受験に向けて準備した期間に、一生懸命練習したものが全てです。

しかし、演奏以外の要素によって、その「全て」を発揮できなくなる可能性は否めません。

受験に向かっての準備や、受験当日にどんなことが起こり得るのか、想定をし、きちんと対策を練っているかどうかが、とても大切ですので、余分な不安を抱えないためにも、しっかり準備していきましょう。

ステージでの本番に挑む感覚で

ホールの袖から見たステージ

受験における実技試験は、例えば部活の演奏会や、個人での発表会などのステージと同じですので、それらの本番に臨む時と同じように、入試に向けて少しずつ準備していくことが大切です。

クラリネットでの演奏に、良いリードは不可欠ですので、もちろんリード選びには余念がないことと思いますが、実技での受験日から逆算して数週間前から、遅くとも1週間前までには、入試で使えそうなリードを、用意しておきましょう。

ポイントは、複数枚用意すること。

植物でできているリードは、当日の気温や湿度によって吹き心地が左右されますし、また、急に状態が変わったり、うっかり欠けさせてしまったり…と、1枚しか本番用リードを持っていないことのリスクは大いにあります。

専門的にクラリネットを勉強していこう、という方は、普段から10箱くらいの単位でリードを購入していると思います。

あまり早くから絞り込んでしまうのも良くありませんが、良い状態のものを少なくとも3~5枚、リードケースに入れておきましょう。

ただし、本番間近のリード選びは、当日状態が変わる可能性が高いです。

先述の通り、数週間前~1週間前までには完了させ、本番を想定した演奏時に使って、馴染ませておきましょう。

体調をしっかり整えて

本番に「万全の体調で臨む」というのは、良い演奏をするのに当然気をつけておくべきことなのですが、意外とできていない方を見かけます。

特に、入試の時期には、風邪やインフルエンザなどが流行り、受験生にとっては油断ならない日々ですが、「とにかく練習しなきゃ!」と、無理をしがちです。

プロの音楽家は、長い音楽活動の中で、自身に合った体調のコントロール方法を身につけています。
さすがプロですね。

まず、普段から整えられるのは、睡眠や食事、生活リズムでしょう。
入試は、大抵午前中に集合をかけられることが多いので、徐々に朝型の生活にシフトしたり、睡眠や食事時間を削ってまで、音楽に明け暮れるような生活から脱することが必要です。

もし、少しでも不調を感じたら、無理は禁物。
特に、喉に違和感があったり、鼻の調子が悪い時に管楽器を吹くことは、調子を崩すことにも繋がります。

また、冬場の入試で考えられるのは、寒い場所で待たされること。
基本的に、コートなどを羽織った状態で待ったりすることはできませんので、ではどうやって手や体を冷やさないか、喉の乾燥対策はどうすべきか、などを考えておきましょう。

プロは、楽器のコンディションに心を配るのと共に、自分の体調も万全の状態にして、本番を迎える準備をごく自然にします。

今後、音楽のプロを志すのであれば(プロというのは、何も演奏家に限りません)、今のうちからしっかり身につけていきましょう。

緊張と向き合うコツ

実技模試会場内で出番を待つクラリネットの受験生

自分が緊張した時に、自身にどんな変化が起こるか、きちんと把握していますか?

手や足などの震え、呼吸の浅さ、頭が真っ白になる、など、緊張した時にどうなってしまうのかをわからぬまま本番を迎え、描いていた演奏をできずに落ち込んでいる方を、入試や実技模試、発表会など、様々な場でたくさん見てきました。

緊張するシチュエーションに置かれた時、自分が陥る状況が見えていることは、とても重要です。
緊張することは避けられなくても、対策を練っておければ、平常心での演奏に少しでも近づけることができるからです。

そのための1つとして、受験までの間に、1回でも多く緊張と向き合う機会を持ちましょう。
できれば、なるべく知らない人の前・知らない場所での演奏経験を積むことが、受験本番の状況にも近いので、お勧めです。

この経験をしているかしていないかは、いざ実技試験に臨んだ時に、大きな差を生みます。

東京クラリネット教室「音高・音大受験のための実技模擬試験」に参加された方の音高・音大合格率が100%であることは、その差を如実に表しています。

緊張のコントロールは、実践でのみ身につきます。
積極的に、そのチャンスを掴んでいきましょう。

実技試験で実力を発揮するために

音高や音大の受験は、音楽的な総合力が判断されますが、各楽器専攻で受ける場合、試験当日の実技のウエイトがかなり大きくなるのは事実です。

しかし、試験を受けるための準備が不十分だったり、実技で良い演奏をすることの妨げになるものを除外できないと、本来の力を発揮することが難しくなります。

ひたすら練習に打ち込むだけではなく、付随することにもしっかり目を向けて、実技模試などを活用し、良い結果を手に入れましょう。

クラリネット無料体験レッスン クラリネット無料体験レッスン
入試 音高・音大受験
合奏 178
基礎練習 147
音楽の知識 67
クラリネット 47
基礎 40
読譜 26
運指 23
リード 21
拍子 17
リズム 17

全438件 1〜16件目を表示中

最新記事一覧
レッスン日誌一覧
アンサンブル一覧
講師ブログ一覧
クラリネットイベント一覧