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クラリネット演奏で手の形が変わるきっかけの音とは

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クラリネットを持って笑顔の生徒

「10月に入っても、暑いなぁ」なんて思っていたのですが、一気に季節が進みましたね。

朝晩冷えるのもそうですし、湿度もぐっと低い日がありますので、体調を崩さないように過ごすのがなかなか難しいですが、元気いっぱいで冬を迎えられるように、各自健康管理には留意して下さいね。

さて、クラリネットをスムーズに吹くために、手や指の形・位置というのはとても大切です。

東京クラリネット教室の生徒さん達も、良い手の状態をいつでも維持できるように、ロングトーンの時から気にかけて練習されていますが、それでもやはり本来の位置から指がずれたり、伸びてしまったりと、ついついくせが出がちです。

もちろん、そのくせというのは人によって違うのですが、共通点もありますので、「いっつも気づくと指がずれてる…」という方は、今回お話するポイントがクリアできているか、ぜひ確認してみて下さい。

クラリネットの運指の難しさ

以前にもお話しましたが、クラリネットには、他の木管楽器にはない運指の難しさというのがあります。

それは、ホール(指穴)を確実に押さえねばならない、ということ。

ホールから大きく指が外れてしまうと、音が移った時にきちんと鳴らすことができなくなってしまいます。

また、クラリネットにはキーがたくさんついていて、ホールしか担当していない指というのは、支えとして使っている右手親指以外で、実は両手共に中指しかありません。

ですので、「どの指も定位置にすぐ戻れること」「力が入って伸びたりしないこと」が、とても重要になってくるのです。

クラリネット演奏で手の形が変わるきっかけの音とは

クラリネットは、左右ともに人差し指・中指・薬指が、使っていない時も基本的にホール(指穴)の上に、適切な高さでいるようにできると、無駄な指の動きが避けられるので、素早く確実に動かすことができます。

普段から皆さん気にされてクラリネットを吹いていると思いますが、うっかりホールからずれやすいポイント・ずれるきっかけになってしまう音、というのがありますので、そこをしっかり把握して、極力定位置から離れてしまわないように気をつけていきましょう。

下の「シ」・レジスターキーを押さえた「ファ#/ソ♭」

まずは、右手の中指を押さえる音ですね。

これは、指の位置がホールから外れる、というよりは、「中指で穴を押さえる」と意識した結果、他の指の上がりすぎが起きてしまいます。

右手の形が崩れてしまった構え方

ロングトーンで右手を使わない音に進んだ時、左の写真のように中指がとても低かったり、中指以外が上がりすぎてしまっているようであれば、曲に入った時に指がバタバタすることにつながります。

下の「シ」と、同じ指でレジスターキーを押さえた「ファ#/ソ♭」を吹いたあとは、右手の人差し指~小指が同じ高さに戻るよう、気にかけるようにしましょう。

下の「レ#/ミ♭」・レジスターキーを押さえた「ラ#/シ♭」(トリルキー使用)

これは、右手人差し指で、トリルキーを使う場合の話になります。

トリルキーは上管についていますので、右手人差し指が定位置から外れ、ほんの少し上に移動する必要があります。

トリルキーの良くない押さえ方

この写真は極端ですが、こんなふうに全部の指が伸びてしまったり、上に移動してしまったりすること自体が、まず余分な動きですし、この後定位置に戻らず、なんとなくこのあたりに右手がずっといる、となってしまうと、下管を使う時に慌てて押さえる必要が出てきてしまいます。

右手人差し指だけを、指先を中心に弧を描くように動かせると、押さえる時にも無駄な動きがなく、すっといつもの位置に戻ることができます。

下の「ド#/レ♭」・レジスターキーを押さえた「ソ#/ラ♭」

下の「レ#/ミ♭」・レジスターキーを押さえた「ラ#/シ♭」(左手薬指のキー使用)

この2つは、左手小指・左手薬指を使う音です。

下の「ド#/レ♭」・レジスターキーを押さえた「ソ#/ラ♭」というのは、上管についた小指のキーを使いますので、ちょっと左手全体が寄るようなイメージで押さえると思います。

また、左手薬指で細いキーを押さえる時も、なんとなく中指や人差し指が上に集まる感じがしないでしょうか。

それがそのままの位置に留まってしまうと、左手全体がまとまったまま、上の音に進んでいくことになってしまいます。

左手の良くない押さえ方

また、左手人差し指は、特殊な使い方をする指ですので、それを全部の指で応援するような形にもなりがちです。

「左手小指を使ったあとは、すぐに下管のキーの近くに戻す」「左手薬指でキーを押さえたら、そのあとはホールの上に戻る」ということを、鏡などで確認しながら、当たり前にできるようにしていきましょう。

感覚と実情の差を埋めていこう

座ってクラリネットを吹く生徒

手の形の修正で難しいのは「そんなつもりはないのに、そうなってしまっている」という点です。

私も高校生くらいの時に、何気なく鏡の前で練習していて、自分の左手中指がびっくりするくらい無駄な動きをしているのを見つけ、目を疑ったことがあります。

そういうことも多いので、やはり鏡を見ることは大切なのですが、始めからがっつり鏡で見ながら吹いてしまうと、「気にかけているのでくせが出にくい」ということが起きてしまいます。

ですので、抜き打ち的にちらっと鏡を見てみたり、動画で演奏しているところを撮ってみたり、にらめっこ状態で演奏しない環境を作って、確認をしてみましょう。

そこで気づけたことを直す際には、しっかり鏡の前で都度チェックしながら「こういう感覚で吹くと、実際の指はこうなってるのか」というように、感覚と実情の差を埋めていくようにすると、早い修正と、安定した動かし方をすることができるようになります。

くれぐれも、力でどうにか位置をキープしたりするようなことのないように気をつけて、楽で動かしやすい手の形・位置を身につけていきましょう。

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