東京クラリネット教室
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クラリネットの音が揺れてしまう時の対処法

学校の机に正しく置かれた2本のクラリネット

いつもの女子校へ、3週間ぶりの部活指導に行ってきました。

今月末には合宿があり、合宿前最後のレッスンです。

今日は、合宿には参加できない中学1年生も吹く、中学生のみで演奏する曲(この学校では、『中学合奏』と呼ばれています)を見ました。

短めの曲で、同じことを吹いてる部分もあったりするので、あっさり終わるかと思いきや、いつもの通りまずチューニングが合いません。

チューニングが合わない原因

3年生はさすが上級生、でしっかりと吹けていますが、1年生がまっすぐ伸ばせないのが、合わない一番の理由。

まだ楽器を始めて3ヶ月ほどなので仕方ないのですが、力を入れて吹いているため、音が揺れてしまうのです。

いずれか一つでも、当然音に支障が出ますし、体はつながっていますので、どこかに力が入れば、他の部分にも影響があります。

さらに、「力を入れないようにしよう」と意識すると、体が緊張状態になり、ますます力んでしまう、という悪循環…。

体を緊張状態から開放する方法

そういう時は、一度楽器を置いて、腕をプラプラ振ってみたり、肩の力を思い切り入れてから、フッと抜いてみたりしてみてください。

そして、頑張って吹かないこと

大きな音を出したり、まっすぐ吹くことは、たっぷり息を吸い、それを無駄なく楽器に吹き込むことで実現します。

「大きく吹こう」「まっすぐ吹こう」と思ってしまうと、ついつい頑張って息を入れようとしてしまうので、先程も書いた「体の緊張状態」を招いてしまいます。

だらっとするわけではありませんが、楽に吹くこと・頑張らないことを目指しましょう。

普段の練習から気にしよう

普段のロングトーンから気にしていないと、チューニングだからと言って急にまっすぐ吹くことはできません。

慣れてきて、指を覚え、音を出すことも難しくなくなってきた今だからこそ、ただ吹いていたロングトーンを、より意味のあるものにして、合奏に生かしいきましょう。



この記事を書いた人

吉祥寺教室
中村 珠美 先生

この記事を書いた人

のべ10,000人以上の生徒を指導。 笑いの絶えない楽しいレッスンで、あなたのクラリネットスキルを次のステージへと導きますよ! ごはん大好き、お酒も大好き、ミスチル大好き。


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