東京クラリネット教室第4回ライブ懇親会
2024年6月2日、東京クラリネット教室第4回ライブ懇親会が行われました。
前回は、世間のあれこれに巻き込まれ、4年ぶりの開催となりましたが、今回は第3回より約半年で行うことができました。
ドラムやベースが入っているため、通常の発表会で演奏披露ができないバンドアンサンブルの発表の場を設けることと、「クラリネットのお知り合いが欲しい!」という生徒さんの声で生まれた、このライブ懇親会。
今回からは新しい試みを取り入れますので、どんなふうに進行していくか、ちょっとドキドキです。
ライブがさらに充実!
今までは、バンドアンサンブルのみの演奏を聴いていただくことを目的としてのライブでしたが、第4回からは広く出演者を募集することにしました。
それに伴い、「前半はライブ」「後半は懇親会」という今までの形ではなく、演奏を聴きながら食事と飲み物を楽しんでいただき、各グループの間とライブ終了後におしゃべりに花を咲かせていただく、という会に進化!
いろいろな方とお話もしていただきたいし、でも音楽教室だから演奏も充実させたい、ということで、至った結論です。
そんなわけで今回は、バンドアンサンブル以外に、4組出演して下さることになりました。
そしてその4組、まるっきり同じ編成がいない、というのがおもしろいところ。
一緒に吹奏楽をやっているフルートのお友達を連れてきて下さった方もいらして、クラリネット教室のライブでありながら、バリエーション豊かな演奏になりそうです!
まずは演奏開始前に乾杯!
ライブ懇親会スタートです!
演奏も食事も飲み物もおしゃべりも、存分に楽しんで下さいね。
ライブプログラム
No.1 バスクラリネットアンサンブル
トランペット吹きの休日(L.アンダーソン)
愛燦燦(小椋 佳)
まずは、バスクラリネットのみの五重奏です。
数年前、じわじわとバスクラリネット吹きの方が増えてきた時から、ずっと講師が企んでいたアンサンブルがやっと実現しました!
4名以上のクラリネットアンサンブルだと、大抵入っているバスクラリネットですが、バスクラリネットだけのアンサンブルを目にされたのは初めて、という方も多かったのではないでしょうか。
上の方のパートは、「いや、こんな音域をバスクラに吹かせないでよ…」という高い音連発でしたが、普段のクラリネットアンサンブルとは違った厚みのある演奏は、楽しんでいただけたことと思います。
バスクラアンサンブルの楽譜は結構出版されているので、ぜひまたお付き合い下さいね。
No.2 クラリネット四重奏(チームぞうさん)
おもちゃの兵隊の観兵式(L.イェッセル)
うさぎのダンス!ダンス!ダンス!(今村 岳志)
中級者アンサンブル・チームぞうさんのメンバーも、「普段のアンサンブルクラスではできないような曲を演奏したい!」とのことで、今回のライブにご出演下さいました。
「聴き馴染みがあるけど、吹こうとすると難しい曲」だったのと、完全に自分達で曲を仕上げなければいけない、という点に苦労されていた様子でしたが、本番では楽しい演奏となりましたね。
元々、こまめにコミュニケーションを取られている皆さんなので、まとまりはばっちり。
今回の経験を、普段のアンサンブルクラスにも還元していただき、ますます良い演奏を目指していっていただけたらと思います。
次の機会にもご出演下さいね!
No.3 フルート&クラリネットデュオ+ピアノ
スーパーマリオブラザーズ(近藤 浩治)
彼方の光(村松 崇継)
点描の唄(大森 元貴)
先程のバスクラリネットアンサンブルに出演して下さった方が、B♭管に持ち替え、吹奏楽団のお仲間のフルート奏者の方とデュオを披露して下さいました。
まずは、多くの方にとっておなじみの兄弟の、赤と緑の帽子をかぶって二重奏。
その後はピアノも加わって、しっとりした2曲を情感たっぷりに吹き上げられました。
ピアノ伴奏をした講師が、始まる直前の楽屋であまりに緊張していたので、「先生のおかげで緊張が吹き飛びました!」と笑顔でおっしゃっていましたが、その言葉の通りのびのびと、まるで語りかけるような演奏に、胸を打たれたお客様も多かったようです。(感動して泣きそうになった、という方も!)
他の管楽器の音色に触れられるのも、お客様にとって良い機会となりましたので、次回のご参加もお待ちしています!
NO.4 クラリネット二重奏+ベース・ドラム(カルガモンド)
ハナミズキ(マシコ タツロウ)
丸ノ内サディスティック(椎名 林檎)
Diamonds(奥居 香)
中級者アンサンブル・チームかるがもで一緒に演奏されているお二人が、デュオを組んで出演して下さいました。
出演者募集期間のアンサンブルクラス終了後、「一緒にやらない?」「いいですよ」と、あまりにさくっと結成されたのには驚きましたが、月1回のアンサンブルのあとに練習を重ねられ、息の合った演奏となりましたね。
最初の1曲は、お二人だけで吹かれましたが、2曲目からはベースとドラムも加わったので、一気にバンドサウンドに近くなり、ノリノリの演奏に。
お一方は、予想外に緊張されたそうで、本番直後は「手が震えて楽器がしまえない…」とおっしゃっていましたが、それでも楽しい音楽を届けて下さいました。
次の曲のプランもちらっとおっしゃっていたので、次回のご参加も楽しみです。
No.5 バンドアンサンブル
Daydream Believer(J.スチュワート)
In My Life(レノン=マッカートニー)
Everything(松本 俊明)
リトルマーメイドセレクション(A.メンケン)
ライブのトリは、バンドアンサンブルです。
今までは、短くても1年は同じ曲を練習してから披露してきた、バンドアンサンブルの皆さん。
今回は約半年で仕上げての発表となりました。
とはいえ4曲中3曲は、「過去にやった曲をもっと上手に吹きたい!」と取り組まれたものでしたので、今回初めて演奏される方以外は譜読みの手間がなく、精度の高い演奏となりましたね。
このメンバーでのライブも早2回目となり、結束が増すと同時に、音楽のまとまりも増してきました。
これからは、新しい方が加わってくれることを願いつつ、さらにかっこいい演奏を目指していきましょう。
次回のリクエスト曲も楽しみにしています。
懇親会でわいわい
先述の通り、今回はライブと懇親会が同時進行。
お供は、おいしいご飯と飲み物です。
今回は席替えをする時間的余裕がなかったので、あまり多くの方とおしゃべりしていただけなかったかと思いますが、それでも各テーブル楽しそうにお話しされていて、企画側としては嬉しい限り。
とはいえ、出番が遅かった方は、管楽器奏者につきまとう「何か食べたあとは歯磨き」問題の回避のために、演奏が終わるまではお食事をされなかったそうで、結局ご飯を召し上がれなかったという方も。
お店側には、全ての演奏終了後もお料理の提供をしていただくようお願いしていましたが、うまくいかず申し訳ない限りです。
次回こそは、「全員がお腹いっぱい」を実現させるために、対策練りますね!
第5回もぜひご出演・ご参加を!
今回は、出演者15名・お客様21名・講師含めた教室スタッフ2名の計38名でのライブ懇親会となりました。
回数を重ねるごとに、ご参加下さる方が増えてきて、特にリピート参加が多いのはとてもありがたいですし、嬉しいことです!
ありがとうございます。
「今後も、半年に一回のペースで開催するぞ!」と、スタッフは息まいておりますので、ぜひまたお越しいただけたらと思います。
出席いただいた皆様、本当にありがとうございました!
次回もぜひご出演・ご参加お待ちしております。
今回はご都合と合わず断念された方々も、第5回ライブ懇親会にはおいでいただけますことを、楽しみにしています!