精度を上げるために他のパートを理解しよう

2022年11月29日、第64回目のバンドアンサンブルが開催されました。
ここ最近、ずっとご参加いただいていたベースとドラムが、今日は残念ながら揃ってお休み。
今年4月以来の、B♭クラリネット3名とピアノの計4名だけのアンサンブルとなりました。
寂しさもありますが、今日の響きを楽しんでいきましょう。
演奏曲目(順不同)
- Another Day of Sun~From La La Land~
- ホールニューワールド
- CATSメドレー
- Step and Go
- I Am The Walrus
- ハッピーバースデー変奏曲(クラリネットアンサンブル)
基本に立ち返った組み立て作業
今日はクラリネットしかいませんので、普段できないことをしていきましょう。
いつもは、ベース・ドラム・ピアノが、そこそこの音量で加わっていますので、ちょっとしたずれなども気にならなかったりします。
とはいえ、縦の線(吹き出しや動きのタイミング)が揃っていれば、やはり締まりのある演奏になりますので、この機会に確認しておけば、来月以降ますますかっこいい演奏ができます。
「リズム隊がいないと自分の演奏が目立つ…」と、皆さん緊張の面持ちですが、合わせた時にできること・できないことを知ることも大事なので、リラックスして臨んで下さいね。
精度を上げるために他のパートを理解しよう

また、音が薄いこの機会に、他のパートとの関わりも知っておきましょう。
全く違う動きをしていたのに、急にハモったり、同じリズムを吹いていたのに、次のフレーズでは全く役割が違ったりと、意外と目まぐるしく変わっている曲もありますし、「あ、この曲、自分だけ全然違うのか」ということもあります。
また、メロディーがパートを移っていく曲もあれば、1st固定でメロディーを担当しているものも。
長くやっている曲ばかりですので、なんとなくはわかっていたと思いますが、改めてクラリネットだけで合わせると、新発見がいろいろとありますね。
吹奏楽のパート練習も、今回やっていることに近く、先述の縦の線を合わせたり、1st・2nd・3rdの役割と関わりを明確にすることで、合奏に入った時に、クラリネットパートとしてのまとまりを強くするために必要なものです。
ただ自分のパートを吹いている状態から、一歩進んで合わせていることを楽しむためにも、今回の練習はとても有意義で、聞こえ方が変わったはずです。
リズム隊のお二人が加わっても、今日のこの感覚は持ち続けて下さいね。
すぐの確認作業で定着を図る

いつもは、一通り通して休憩、その後もう一度通して終わり、というこちらのクラスですが、今日はクラリネットだけで1曲を少し掘り下げる、という形で、他のアンサンブルクラスのような進め方をしてみました。
その後はピアノが加わって、クラリネットのみの演奏で気づいたことを生かす、確認作業をすぐにしていったのですが、客観的に聞いていて、とてもすっきりした演奏になったと思います。
少し駆け足になった曲もありますが、ピアノの聞こえ方も変わったのではないでしょうか。
来月はいよいよ年内最後。
今日やったことが、しっかり出せるように、おさらいをしておいていただけたらと思います。
恒例のあの曲もやりますので、準備しておいて下さいね!