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伴奏を知ると見えてくるアンサンブルの全体像

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贅沢カラオケ状態のバンドアンサンブルを楽しむメンバー

2023年3月23日、第68回目のバンドアンサンブルが開催されました。

月1回しかないアンサンブルなのに、雨に当たってしまうと、ちょっと残念な気持ちになってしまいますが、みんなで元気に音を合わせて、そんな感情も吹き飛ばしていきましょう。

と思っていたところだったのですが、今日はアンサンブルクラス発足当初以来の、クラリネットの参加者1名という事態になってしまいました。

いつもご参加のお二方のお休みが急な話だったので、全員心の準備ができていなかったのですが、今日はクラリネット・ベース・ドラム・ピアノの計4名でアンサンブルしていきましょう。

演奏曲目(順不同)

贅沢カラオケ気分を楽しもう

世の中には、「バンドの生演奏で歌えますよー」というカラオケ屋さんがありますね。

今日は、まさにそんな状態。

メロディー楽器は1本しかないので、いつもと違う緊張感があると思いますが、「生バンドの伴奏でクラリネットを吹けるなんて贅沢!」と、前向きに考えていきましょう。

自分が1stを担当していない曲に関しては、ちょっと吹きにくさや、寂しく感じる部分もあるかもしれませんが、「他のクラリネット奏者と合わせる」ことに回している意識を、今日は別のことに回して、開き直って気持ち良く吹き上げていけるといいですね。

伴奏を知ると見えてくるアンサンブルの全体像

自分がメロディーを担当する曲で立って演奏する生徒とリズム隊の2人

普段は、クラリネットが複数人いるので、アンサンブルしていてもそちらが聞こえてくるし、気になると思います。

また、先述の通り「他のクラリネット奏者と合わせる意識」が働くので、クラリネットだけでハーモニーを取ったり、掛け合いしたり、ということのみに集中してしまい、ベースやドラム、ピアノまでは気が回らなくなりがちです。

しかし、アンサンブルする以上、それではあまりよろしくありませんね。

今回は、管楽器は1人ということで、リズム隊がどんなことをやっていて、クラリネットパートをどう支えてくれているのかを、聞こうと思えばいつもよりも聞こえやすく、聞きやすい状態なわけですので、しっかり気にかけていきましょう。

例えば、「自分は伸ばしていて、なんとなく次に動く拍の入りが不安」という箇所があったとします。

気にかけてみることで、もしかしたら、「普段は一生懸命数えて、なんとか入っていたけれど、あれ?その部分ベースが刻んでるかも!」だったり「私の入りと同じタイミングで、ドラムが派手な入り方してるじゃん」ということが、あるかもしれません。

そういう音が聞こえてくるようになれば、当然縦の線も揃ってすっきりした演奏になりますし、曲としての作りが見えてきてます。

これは、クラリネットだけのアンサンブルや、木管五重奏などでも同じことです。

管楽器のみのアンサンブルの場合は、明らかなリズム隊というのは存在しませんが、伴奏を担当しているパート・楽器が何をやっているか、掴むようにしていきましょう。

伴奏のパターンというのは、曲の雰囲気を決める役割を握っていることが多いので、自分が吹きやすくなるためにも、曲全体を知るためにも把握しておくことが必要です。

スコアがあればスコアを見てもいいですし、ないようなら合わせ中の余裕のある時に、しっかり気にして、うまく乗っかっていけるようにしていきたいですね。

次回聞こえ方が変わることを楽しみに

笑顔で話をするバンドアンサンブルメンバー

今日は、クラリネットの生徒さんだけでなく、私達リズム隊にとっても「あ、この動きしてるのってこのパートだったのか」と知れる、良い機会となりました。

やはり人数が少ない寂しさはありましたが、でも今回も楽しかったですね。

以前、ベースもドラムもお休みだった時は、クラリネットだけでバランスを取る練習をしたりしましたが、それ以来聞こえ方も仕上がりも変わりました。

今回の経験も、また変化のきっかけになるはずですので、来月がとても楽しみです。

4月は全員集合できることを願っています。

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