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アンサンブルメンバーが揃わない時の練習方法

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繰り返し通し練習をして曲に慣れる上級者アンサンブルメンバー

本日は、上級者アンサンブルが開催されました。

こちらのクラスも、次の発表会に向けての1回目のクラスです。

新曲の相談もさささっと進み、とても順調だったのですが、本日はご都合の悪い方が複数いらっしゃったため、参加者はB♭クラリネット3名とバスクラリネット1名の計4名と、少し少なめになってしまいました。(基本的に講師も一緒に演奏)

ちょっと寂しいですが、参加している皆さんはわいわい楽しく進めていきましょう。

今日からの演奏曲は、ベートーヴェン作曲『ピアノソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」より第2楽章(抜粋)』と、ピアソラ作曲『リベルタンゴ』です。

みんなが気持ち良く演奏できるパート決めをする

笑顔でパートの相談をする上級者アンサンブルメンバー

次回発表会にご出演される予定の方が2名お休み、本日ご参加だけれど遅刻という方が1名で、今日の上級者アンサンブルクラスのスタート時は、なんと3名しかいらっしゃいませんでした。

しかし、今日から新曲に取り組みますので、パートを決めねばなりません。

どう決めるかは、参加メンバーのキャラクターなども絡んでくるかと思いますが、お休みの方が「どのパートでもいいですよ」とおっしゃっている場合は、「参加されている方がやりたいパート」という基準で、どんどん決めていっていいと思います。

ただし、欠席裁判的に「このパート大変そうだから、今日来てない人にやってもらおう」というように決めてしまうと、担当することになった方は、あまりいい気分がしないでしょう。

かと言って「いない人にやってもらうのは悪いし、私達でやるしかないか…」というのも、参加されている方は渋々そのパートをやることになってしまうわけですので、やっていても楽しくないですね。

今回、皆さんの相談されているところを拝見していたところ、「こっちの曲は私達が上をやりたいから、もう1曲は下にしようか」というように、うまく配分できるように考えていらっしゃいました。

全員が全員、「これやりたいパートだった!!」とはいかないにせよ、なるべく気持ち良く演奏できるように、パート決めをしたいものですね。

アンサンブルメンバーが揃わない時の練習方法

繰り返し通し練習をして曲に慣れる上級者アンサンブルメンバー

アンサンブルを組んでいて、「なかなか全員揃わない」というのは、かなり悩ましいポイントだと思います。

それは、人数が増えれば増えるほど起こりうるわけで、そのような時にどんな練習をしていくかというのは、次に全員が揃った時のアンサンブルの進め方を、大きく左右します。

お休みが1人であれば、音楽的な部分にも踏み込んで、しっかりと曲を作り上げる練習をしても、次の合わせの時までに「こんなことやったよ」と伝えることができますが、複数人になった場合は、全員に同時に伝えない以上もれがあったり、伝える人によっては言い方が変わってしまったり、ということも起きてしまいます。

もちろんそれでも、曲を組み立てる練習が無駄になるわけではないのですが、二度手間を避けるためにも、「人が揃わない時は、無理して音楽を作っていこうとしなくてもいいや」と考えられると、気持ちも楽になります。

今回は、そんなことをわざわざお話したわけではないのですが、自然と「とにかく何回も通して、曲に慣れる」という練習となりました。

たまに個人練習を挟んで、運指やリズムなどを確認していただきながら、何度も何度も通していくと、それだけでもどんどんできることが増えて、揃っていく感覚がありましたね。

曲に慣れて骨組みをしっかりしておけば、あとから参加する方も不安にならずに演奏できますし、次回以降音楽的に演奏を高めていくことができます。

今回は、初見から始まったので、そのようなやり方になりましたが、「もう何回も合わせているのに、人数が揃わない」という場合は、また話が変わってきます。

そういう時は、スコアを見ながら、どんな作りになっているのか分析したり、メロディーと伴奏に分かれて吹いて、お互い聴いてみたりなど、通す以外の練習を中心にしていくと、メンバーが揃った時に聞こえ方が変わってきます。

お休みだった方には「こんな風に練習を進めたよ」と伝えておけば、きっとその方もスコアを見て個人練習をしてくれますし、次のアンサンブルですっと溶け込めるはずです。

参加者が少ない時は、「今いるメンバーで何をやっておくと、次に揃った時に効果的か」ということを考えながら、練習を進めるようにしていきましょう。

原曲を意識しながら練習しよう

繰り返し通し練習をして曲に慣れる上級者アンサンブルメンバー

今回は、ピアノソナタのしっとりした楽章と、きびきびしたタンゴということで、全く毛色の違う2曲に挑戦することになりました。

原曲を聴いてみて、それに近い雰囲気と、クラリネットでその曲を演奏することの意味や意義を意識しながら、個人練習をしてみて下さい。

また、2曲の切り替えもしっかりできるようにしていきましょう。

次回、厚みのあるアンサンブルを期待しています。

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合奏
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