ここのところ、東京クラリネット教室にいらしている初心者の生徒さん達の、クラリネットの購入が続いています。

教室の備品もあるので、楽器がなくても安心して通っていただくことができますが、貸し出しはしていないため、やはり皆さん「家でも練習した方が、うまくなると思うので」と、楽器の購入に踏み切られるようです。

自分の楽器がある、と思うと、やる気にもつながり、どの方もぐっと上達されるのが、楽器購入の一番のメリットかもしれません。

ここではクラリネットの選び方をもう一度詳しくご説明します。

来月には高校生になる、今日の生徒。 今までは、中学校の備品のクラリネットを使っていましたが、高校生になるにあたり、楽器を購入するよう、進学先の吹奏楽部の顧問の先生から言われているそう。 先月までは「まだ買わない方がいいです」と、親御さんにお話してあり、やっとそろそろ買っても平気な季節になってきました。 楽器を買わない方がいい季節がある? 金管楽器とは違い、管体が木でできている木管楽器(クラリネット・オーボエ・ファゴットなど)は、購入する時期を選びます。 それらの楽器は、…

選定って必要?

前回の記事にも書いた、ヤマハの「YCL-450」「YCL-650」ですが、ヤマハの方に「個体差はそこまでないので、選定なしで購入しても問題ないですよね?」とお聞きしたところ、「品質は安定しているので、もちろん選んでいただかなくても大丈夫ですが、選んでいただくとより安心です」との回答をいただきました。

ですので、「買うからには、自分で選びたい!」と思う方は、ランクやメーカーに関わらず、選定に行きましょう。

もちろん、上位機種の場合は、必須です。

楽器を選びに行く前の準備は?

まずは、買いたい楽器の種類を決めてから、一緒に選定に行ってくれる人を見つけましょう。

個人的に習っていればそのレッスンの先生、部活のコーチなど、専門的に学んだ人にお願いできるといいですね。
その場合、お礼として「選定料」をお渡ししましょう。
(もしどうしてもそのようなお知り合いがいない場合は、当教室にご連絡いただければ、お手伝いも可能ですので、お問い合わせ下さい)

行きたい日が決まったら、楽器屋さんに連絡を入れます。
先生やコーチが、よく利用されている楽器屋さんがあるかもしれませんので、ぜひ聞いてみましょう。

楽器屋さんに電話をして、選定を希望する日時と楽器の機種を伝えておけば、部屋に楽器を用意しておいてくれますので、必ず予約するようにして下さい。

さぁ、楽器屋さんへ行こう

当日は、自分のマウスピース・リガチャーと、吹き慣れたリード、スワブを忘れずに持ってお店に行きます。
(以前も書きましたが、スワブは、自分のマウスピースやリードを拭くためですので、楽器にスワブを通していいかは、お店の人に必ず確認して下さい)

用意してもらった楽器を、一通り吹きます。

「フーッ」と息を入れた瞬間の「あ、吹きやすい」「ん?なんか息が入らないかも」などの、第一印象を大切にしましょう。

楽器やマウスピースを選ぶ時の大事なポイントは「吹きやすさ」です。
少しでも吹きにくさを感じた場合は、自分には合っていないものということですので、選ぶ候補から外してしまって大丈夫です。

その楽器を再び吹くと、迷ってしまう原因になりますので、一度よけたらもう吹かないようにすることがポイントですよ。

その後は、パラパラと音階を吹いたり、長く伸ばしたり、自分の出せる音域を全て出してみましょう。
手順は以下の記事も、参考にしてみて下さい。

来月には高校生になる、今日の生徒。 今までは、中学校の備品のクラリネットを使っていましたが、高校生になるにあたり、楽器を購入するよう、進学先の吹奏楽部の顧問の先生から言われているそう。 先月までは「まだ買わない方がいいです」と、親御さんにお話してあり、やっとそろそろ買っても平気な季節になってきました。 楽器を買わない方がいい季節がある? 金管楽器とは違い、管体が木でできている木管楽器(クラリネット・オーボエ・ファゴットなど)は、購入する時期を選びます。 それらの楽器は、…

吹きやすい楽器を手に入れよう

先生やコーチが絞って下さった場合も、必ず吹き心地の確認のために吹かせてもらいましょう。

吹く人によって、「吹きやすい」「吹きにくい」は多少異なりますので、「選定品(トッププレーヤーが選んだ楽器)」だとしても、自分に合わないこともあります。

楽器の選定は、「良い」「悪い」ではなく、「自分に合っているか」を確認する作業です。
「選んでもらった楽器だから、きっと平気」ではなく、最後の決断は自分でできると良いですね。


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