先日、アンサンブルのクラスに初めて参加された生徒さん。

おうちに戻られ、奥様に「どうだった?」と尋ねられて、「楽しかったよ!」と答えて下さったそうです。

それを奥様が共通の知人の方に話され、その方から「じゃあ今度私の前で吹いてよ」と言われたとか。
「アンサンブルでやった曲、また練習しちゃいましたよ~」と話して下さる生徒さんはとても嬉しそうで、いい時間を提供できて良かったと、こちらも嬉しくなりました。

また今回、具体的な目標を持つことの大切さを、改めて感じました。
「アンサンブルに参加する」と決めてからの伸びが、今までの比ではなかったからです。

目標があると頑張れる!

この生徒さんは、以前から発表会に出て下さったり、「レパートリーを増やしたい」と、『多くの曲を仕上げる』という目標を自ら定めて、コツコツと練習を積み重ね、レッスンに臨まれていました。

今クラリネットを吹かれている方の中にも、目標を立てて、それに向けて頑張っている方が多くいらっしゃると思います。

「指を速く回せるようになりたい」
「きれいな音で吹きたい」
「半年後の演奏会、頑張る!」

それらの目標はとても大切です。
「とにかく質より量!」と言えるくらい、毎日数時間単位の個人練習を繰り返せるのであれば、はっきりした目標がなくても、徐々に上達できるかもしれません。

しかし、やらねばならないことは他にもたくさんあるので、そんなわけにはいかないですよね。

では、どうするかと言うと、「目指す先を明確にする」ことで、1回ずつの練習の質を高めることができるのです。
そしてその練習の質は、ちょっとした工夫でより高められます。

どのような工夫をしたらいいのでしょうか。

『近い目標』を決めよう

先程、例として挙げた目標は、長い目で見た目標です。
「いつかできるようになるぞ」と、少しずつ積み重ねていくイメージですね。

それに対し、もっと近い目標、例えば「今月末までに○○を仕上げる」「次回みんなで合わせるまでに、☆☆できるようになる」など、期限と、できれば「自分がそれをクリアしないと、周りの人に迷惑がかかってしまうかもしれない」という、責任が伴った目標を定めるようにすると、集中力も上がりますし、効率的な練習方法を考え、実践するようになります。

今回、「アンサンブルに参加する」と決めた生徒さんが、飛躍的に吹けるようになった理由が、まさにこれです。

アンサンブルの日程は、教室が定めていますので、生徒さんの都合で動かすことはできません。(期限)
また、パート分けをし、この生徒さんはメロディーを担当することになったのですが、アンサンブルでメロディーが消えてしまっては、曲が成立しなくなってしまいます。(責任)

一つ間違えると「プレッシャー」となってしまうような状況ですが、それを『直近の目標』と定め、日々の練習を行うことで、アンサンブルを楽しみ、さらには演奏力の向上もできたわけです。

『近い目標』を達成してさらにその先へ

せっかくクラリネットを吹くのであれば、少しずつできることが増えていけば楽しいですよね。

そのためには、「目標を持つ」ことは大きな意味を持ちます。
また、目標を達成することで、満足感も得られ、次に向かう力となります。

「近くの目標」と「将来的な目標」、両方を定めて、楽器を自由に操れる日に向かって進んでいきましょう。


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