いよいよ6日後にコンクールを控えた中学校へ、最後のレッスンに行ってきました。

朝から張り切って行ったのに、到着した私を見て、みんながキョトン…
クラリネットの3年生が「今日レッスンですか!?」と、慌てて立ち上がり、お仕事で外されていた顧問の先生を探しにダッシュ…

どうやら、先生が1日勘違いされていたようでした。
各パートにコーチがいるので、顧問の先生も混乱されますよね…

今日は、もう本番が近いため、バスクラリネットの1年生の隣に座って、合奏の中で気づいたことをどんどん直してほしい、と先生に言われたので、真横にスタンバイ。
私が生徒だったら嫌なシチュエーションですが、本人は気にしていない様子なので、問題なさそうです。

合奏を一通り聴いたところ、前回よりもしっかり吹けていて、ほっぺたを膨らませる癖も、だいぶ改善されている様子。
しかし、楽譜に音があるのに、吹いていないことが多い…
楽譜が横に向けてあるので「本番は暗譜なの?」と聞いたら、「暗譜しろと言われました。でも覚えてないところが…」との返事。

合奏の中で暗譜することの難しさ

当然、暗譜に関しても得手不得手はあるわけで、しかしあるタイミングで「じゃあ、これからの合奏は全員暗譜で」と、先生から指示が出ます。
得意な人はすでに頭に入っているかもしれませんが、苦手な人はところどころ抜け落ちている状態です。

一旦「暗譜」の指示が出てしまうと、合奏では「わかる部分だけ吹く」「わからない部分はそのままで、わかるところまで吹かない」が繰り返されてしまいます。
それを埋めるには、個人練習しかありません

楽譜を覚える心構え

暗譜を言い渡されると、個人練習やパート練習でも、楽譜を見ずに吹こうとしている人をたまに見かけますが、覚えてない人はもちろん、「もう覚えた」と思った場合も、より正確に覚えるために、基本的には楽譜を見るようにした方がいいでしょう。
楽譜には音符以外にも、演奏する上で大切な情報がたくさんありますので、いくら読み込んでも、読み込みすぎということはありません。

個人練習時間がない時には

では、暗譜のための個人練習の時間が充分に取れない場合は、どうしたらいいのでしょうか。

指揮をしていらっしゃる先生の方針がありますので、一概には言えませんが、どうしてもの場合には、楽譜を見て合奏練習に参加させてもらうのも一手だと、私は考えています。
大切なのは「本番で『楽譜通り正しく』暗譜で吹く」ことです。

合奏中、覚えてない部分を放置することは、望ましくないことです。
当然、吹けないままになりますから。

楽譜が見られる安心感

ですので、今日は楽譜を見て吹かせてもらうよう、先生にお願いしました。
もちろん快諾いただき、「楽譜を見てるんだから、ちゃんと吹くようにね!」と念押しされていました。

楽譜を見始めてからは、安心感があるからか、さらに堂々と吹いていて、前回からいかに頑張ったかが、とても伝わってきました。

その後、本番さながらに入場からやるとのことで、同じく今日いらしてたホルンの先生と私は、正面に立ってお客さん役。
1回目は、離れて聴くとバスクラリネットは埋もれてしまっていて、せっかく吹いているのにもったいないなぁという印象。
休憩中に「テューバと同じことをやってると思うけど、どうしてもテューバは楽器の特性でもこもこした音になってしまうから、芯になってあげてね」と話したところ、2回目は音が飛んできました!

普段とてもとてもおとなしい男の子ですが、やる時はやってくれるんだなぁと、感動。
本番までにきっちり暗譜して、客席に音を届けてほしいと思います。

コンクールでは唯一のB♭クラリネットの3年生も、よく頑張っています。
あまりゆっくりは教えてあげられませんでしたが、メロディーの抜きどころ(伸ばしている音を必死に吹かない)と、休符を大切にすることを伝えたところ、彼女もいい変化が。

小編成ながら、響きもあって、音程もいい部なので、結果が楽しみです。
当日は少し不利な順番ではありますが、本番は気持ち良く吹いて、みんなが笑顔で終われることを、切に願っています。

楽譜が見られる安心感も手伝い、とても良い本番練習になりました。
楽譜を覚えていない・楽譜が見られない、といった緊張感の中で本番練習をするよりも、しっかり暗譜できるきっかけづくりも大切です。

まずはその曲をしっかり吹けるように、個人練習をして、合奏練習に参加させてもらったり、友達と一緒に吹いて見たり、普段の練習を工夫して、暗譜できるように頑張って行きましょう。


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