小学2年生の男の子のレッスンでした。

前のレッスンでは、驚くほど順調だった組み立てですが、今日は少しだけ時間がかかってしまいました。
とは言え、始めたばかりとは思えない手際の良さです。

リードの付け方は、前のレッスンで初めてやって、それ以来だったため、少し忘れてしまっていた様子。
曖昧なままにするのは良くないので、もう一度手順を伝えました。

今日は、小学2年生の男の子のレッスンでした。 クラリネットに触るのは2週間ぶり。 「組み立て方覚えてる?」と聞くと「うん」と言うので、楽器をケースごと渡してみました。 最初にうっかり、ベルと上管を手にしたものの、「それは違うよ」と伝えると、下管に持ち直して組み立て開始。 恐るべし!子供の成長スピード 前回までは、それぞれのパーツをまっすぐ入れることがなかなかうまくできなかったのと、力が弱くて、自力で隙間なく組み立てることができなかったのですが、今日は全てを自分でできるようになっ…

楽器が準備できたところで、早速音出しです。

開放の「ソ」はもちろん、前回新しく覚えた「ミ」の音もしっかり鳴ったので、今日はどんどん新しい音を吹いてみることにしました。
「ミ」の音を覚える時に、運指表の読み方も覚えたので、今日も表を使って「ファ」「レ」「ド」の音を覚えました。

新しい指を覚える時に

私のレッスンもそうですし、部活などでも、大抵の場合新しい音の指は、口頭で伝えられます。
実際に示してもらいながら覚えられるので、それはとても便利です。

しかし、一人で練習していて、教わった指をうっかり忘れてしまったり、部活で新たに配られた楽譜に指を知らない音が出てきた時など、その部分を飛ばして練習することになってしまいます。

そのような時の強い味方が『運指表』です。

運指表って何?何ができるの?

運指表は、簡単に言うと「各音の指づかいをまとめた表」です。
一口に運指表と言っても、いろいろな種類があります。

全てのキィがイラストで書かれているもの。

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クラリネットが描かれていて、トーンホール(指穴)やキィの位置と表が対応しているもの。

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簡易なイラストで、トーンホール以外は番号で書かれているもの。

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このように、運指表にも様々な表記のものがあります。
共通しているのは「塗りつぶされている部分を押さえて、白いトーンホールやキィは押さえない」ことです。
これさえ覚えておけば、自分でどんどん新しい指・音を覚えることができます。

運指表を普段の練習に取り入れよう

部活に教えに行くと、「運指表は持っているけれど、必要な時しか見ない」という光景をよく目にします。

譜読みをしていて、例えば「ん?ソ♯?指がわからないから調べよう」とやっていては、譜読み以前のところでつまずいていることになります。

せっかく手元にあるのであれば、積極的に新しい指・音を覚え、基礎練習のロングトーン時に、♯・♭を含んだ、音域的に出せる全ての音を出すようにしましょう。
そうすることで、「考えなくても、指が自然に動く」状態を作り出せます。

「替え指」をうまく使おう

運指表を見ていると、同じ音なのに指が複数書いてある場合があります。
これは「替え指」と呼ばれ、曲の中でスムーズに指を動かすためであったり、音程を安定させたりより鳴らしやすくするために存在します。

今まで見てきた運指表では、一番左に書かれている指が基礎となるもののことが多いのですが、一概に全ての運指表がそうだと言い切ることはできません。
もしどれを使っていいか迷った時は、曲中の前後の音との指運びを見たり、音程を確認して選ぶといいでしょう。

楽しみながら指を覚えよう

私は小学生の頃、「同じ音が違う指で出る」というのがとても楽しくて、暇があれば運指表を見て、様々な替え指を吹いていました。
また、「どこまで高い音が出せるか」のチャレンジをするのも、おもしろかったのを覚えています。

「必要に迫られないと見ない」のではなく、時間があれば運指表を見て、自分の可能性を広げていきましょう。


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