先週は吹きやすいリードがないと困っていらっしゃった生徒のレッスン。

「未開封のものも含めて、持っているリードを全部吹いて選び直して下さいね」とお話したのですが、「選んでいるうちに、訳がわからなくなってしまいました…」と、さらに悩みが増えたようです。

確かにリード選びになれない時期は、深みにハマると、何がいいのか悪いのかわからなくってしまいますよね。
こんな時は、初心に戻ってしっかりリードを選んでいきましょう。

いいリードを再チェック

りあえずは、リードケースの中身を全部入れ替えそうなので、訳がわからなくなったなりに、いいと思ったリードをつけてもらいました。

ロングトーンを聞いた限りでは、音の鳴りも音色も悪くありません。
ところが、高い「ソ」あたりから、段々音程が悪くなり、「シ」「ド」は出なくなってしまいました。

元々、高い「ド」は鳴りにくい…と、無意識のうちに身構えて吹かれる方なので、他の音と同じように吹いているつもりでも、「ド」が鳴らないことはよくあるのですが、「シ」まで鳴らないことは、しばらくなかったのです。

音域による鳴りの違い

この辺の音域をしっかり鳴らすには、息のスピードが必要です。

鳴っているように聞こえているけれど、実は息が入りにくいリードなのか、息は入るけれど、リードの性質で高音がちゃんと鳴らないリードなのを見極めなければなりません。

もし、曲にこの音域が出てくるのに、そのようなリードに当たってしまい、ロングトーンでうまく鳴らないのであれば、仮に音が良かったとしても、「吹くのには適さない」ということになりますので、見切りをつけて他のリードを探しましょう。

自分の判断基準を設けよう

ただ、この生徒さんが今練習しているアンサンブルの曲は、ここまで高い音は出てこないので、リードは替えずに曲を吹いてもらいました。

いつもより楽器がしっかり鳴っていて、普段ついつい間違えてしまうところも、今日はとても順調。
「新しいリードにしたら、なんだか調子がいいです!」とおっしゃる通り、今まで吹いてきた中で一番上手に吹けていました。

今回は息の入り方が悪かったので、一部高音がでなかったようです。

もしこの時、間違った判断してしまっては、良いリードも無駄にしてしまう可能性があります。

安定してリードのチェックができる自分なりの基準を設けて、時間をかけず、より良いリードを選べるようになりましょう。


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