楽器を始めた人はまず「ロングトーン」の練習をすると思います。
一つの音を長く伸ばすあれです。

大きな音でまっすぐ吹けるようにするのが目的ですが、吹く前の準備、深い呼吸、音の出だし、音の伸び方、音の切り方…
常に気を配り、全てが万全になるように練習します。

終わりのない基礎練習

「できるようになったので、次は何をやればいいですか?」と聞かれることがありますが、この練習にゴールはありません。
プロでも、楽器を出して始めにまずロングトーンをします。
しっかり音を出すための準備ですねから、小さな基礎を確認しながら調整していきましょう。

ロングトーンで曲を吹く

いざ演奏となると、当然リズムや音、テンポなど、ロングトーンに比べて気にしなくてはならないことが増えます。
そうなると、単純に思える「まっすぐ息を入れること」が、途端にできなくなってしまいます。

準備段階で大事なのは、「ロングトーンの吹き方を使って、曲を吹く」ことなんです。
これ、簡単なように思えますが、意外にできている人は少ないです。

息が入っていないと感じたら、曲の中でロングトーンをしてみます。
どのようにやるかと言うと、まず最初の音を息継ぎまでまっすぐ伸ばします。
息を吸ったあとは、息継ぎ後の音をまた次の息継ぎまで伸ばす、というのを繰り返します。

例えば『チューリップ』であれば「ドレミードレミー」の「ド」を8拍伸ばし、息を吸って「ソミレドレミレー」の「ソ」を8拍伸ばす、といった感じです。
その時に、頭の中ではメロディーをきちんと歌いましょう。
頭の中で歌うことで、その曲を吹く時に息をまっすぐ入れるイメージが掴めますので、必ず歌って下さい。

曲で生かせる基礎練習を心がける

うまくできたら、楽譜通り吹いてみましょう。
ロングトーン練習をする前よりも、まっすぐ息が入るはずです。

せっかく毎日やるロングトーン。
「基礎は基礎。曲は曲」になってしまうのはもったいないです。
曲できちんと生かせるように、「ただなんとなくと音を伸ばす」練習にならないようにしましょう。


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