先週、メンテナンスから戻ってきたクラリネットを手にされて、楽器の状態の変化にびっくりされていた生徒さん。
ロングトーンを聴いてみると、力を抜いて楽器を鳴らすことにも、すっかり慣れた様子でした。

目標を持つ大切さ

ここしばらくは、メンデルスゾーンの春の歌を練習されていますが、何週間か前に「孫に『小さな世界』を少し吹いて聴かせたら、とても喜んでいたんですよ」とおっしゃっていたので、「では、ぜひきちんと聴かせてあげて下さい!」と楽譜をお渡ししたのを思い出し、「そういえば、あの曲吹かれてますか?」とお聞きしてみました。

すると「20日なんですよ」とのお答え。
お孫さんのお誕生日は8月だし…と思いながら、よくよくお話を聞いてみると、来月の20日に七五三のお祝いをされるそうで、「食事会が個室なので、そこで吹こうかと思っています」と、素敵な計画を教えて下さいました。

「それならば、今日はそちらの曲をやりましょう!」ということで、早速吹いていただくことに。

二重奏の楽譜で、上パートがメロディーを吹いたり、下パートが吹いたり、どちらも活躍できるような編曲がされていますが、当然お一人で吹かれるので、楽譜をお渡しする時に「ここは上で、ここからは下で…」と、メロディーがつながるように、お話をしておきました。

知っている曲というのも当然あると思いますが、ほんの1週間前に譜読みを始めたとは思えない出来。
仕上げる期限が決まっていることと、なにより、誰かのために演奏したいという気持ちは、その人の能力を大きく引き出してくれる鍵になるんだと、改めて実感させてもらいました。

春の歌に臨時記号が多かったせいで、たまに指が迷ってしまう時もありますが、声に出して歌い、一緒に指を動かす練習をすれば、すぐに指が動きを覚えると思います。

演奏を披露するまで、あとレッスンが2回。
余裕を持って、仕上げることができそうです。

お孫さんだけでなく、ご家族の皆様が驚き、喜んで下さる様子を想像するだけで、私もワクワクしてきました。
最高のプレゼントになるよう、一緒に頑張りましょう!


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